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テクノロジー公開:

上野の2施設でパンダXR企画、AR写真展・ウィンドウ演出・塗り絵展示を開催

PARCO_ya上野と松坂屋上野店が、パンダを題材に3種類のXR企画を開催。STYLYで写真や塗り絵、街へ広がるAR演出を見せました。

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上野の商業施設で実施されたパンダを題材にしたXR体験の案内
画像:パルコ提供、公式発表より(報道引用)

パルコは2022年6月2日、PARCO_ya上野と松坂屋上野店でパンダを題材にしたXR企画を実施すると発表した。会期は6月1日から30日まで。AR写真展、店頭ウィンドウのAR演出、地域で集めた塗り絵のAR展示という三つの内容で、閲覧にはスマートフォンアプリ「STYLY」を使った。

パルコは商業施設に体験を加える手段としてXRの試行を進めていた。Psychic VR Lab、ロフトワークとは、XR表現を手掛ける人材の発掘・育成を目的とする「NEWVIEWプロジェクト」を共同で運営。今回の上野企画では、イベント、空間演出、地元連携の三領域でXRを使った。

シャンシャンの3年分の写真をARで見る

「パンダ横丁〜シャンシャンにスマホで会えるAR写真展〜」は、両施設を結ぶ6階・7階連絡通路で開催された。素材は、上野動物園へ毎日通う高氏貴博さんのブログ「毎日パンダ」から借りた写真。2018年から2020年までの3年分を、画面上のメニューで年ごとに選べた。

ARを使うことで、連絡通路の物理的な広さを超えて写真を収録した。画面内のシャンシャンをタップすると写真がわずかに動き、実際の通路へパンダの姿を重ねて撮影することもできた。企画はPARCO_ya上野の開業5周年と、シャンシャン、シャオシャオ、レイレイの6月の誕生日に合わせている。

北口ウィンドウから街へパンダが広がる

松坂屋上野店1階北口では「パンダ“ふる”AR〜HAPPY PANDAFUL DAYS ウィンドウ演出〜」を展開した。スマートフォンをかざすと、店頭ウィンドウの中でパンダが揺れながら上から降り、周囲を埋めていく。演出範囲はウィンドウ内にとどまらず、その先の街へ広がるよう設計された。

もう一つの「パンダぬりえミュージアム」は、3階の連絡通路が会場。地元の保育園・幼稚園の園児や希望者から集めた約140点の塗り絵をARで閲覧できた。参加者には、自分の塗り絵を使ったスマートフォン用壁紙も配布した。

QRマーカーからSTYLYを起動

体験にはSTYLYアプリを事前にインストールし、アプリ内のカメラで会場のQRマーカーを読み取る。推奨環境はiPhone SE以降、Android 8.0以降。対応端末でも動作しない場合があること、通信料は参加者負担になることも案内された。

同じ時期に、アトレ上野、エキュート上野、上野マルイ、松坂屋上野店による合同企画も開かれた。各施設で異なるパンダ写真を展示し、アプリ「furari」を使う非接触型の「パンダラリー」では5カ所のスタンプを集める。達成者にはシャンシャンの壁紙を配布し、抽選で5人にパンダグッズを贈った。このスタンプラリーはSTYLYを使う三つのXR企画とは別の催しである。発表にはXR体験の参加者数、各地点の閲覧数、買い回りへの効果は掲載されていない。確認できるのは、連絡通路、店頭ウィンドウ、地域から集めた作品という既存資源に、それぞれ異なるARの見せ方を割り当てたことだ。三つの企画を同じ技術の反復にせず、写真、街の景観、地域参加作品へ使い分けていた。