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experience2022年6月16日

ティフォニウムのVR体験が大阪へ、「VR Garden Osaka」で2作品を展開

ティフォンが大阪で期間限定イベントを開催。自由に歩くホラー体験など、身体移動を取り入れたVR作品を関西で提供しました。

REVIEWED
VR Garden Osakaで体験できるティフォニウム作品のビジュアル
画像:ティフォン提供、公式発表より(報道引用)

ティフォンは2022年6月16日、VRアトラクションを集めた期間限定イベント「VR Garden Osaka Powered by TYFFONIUM」を7月2日から大阪で開催すると発表した。同社の体験型施設「ティフォニウム」で提供してきた作品を、関西で初めて展開する機会となった。

洋館を自分の足で進むホラーVR

中心となる「CORRIDOR」は、廃墟となった洋館を歩くホラー作品だ。来場者はヘッドセットと機器を背負い、仮想空間の映像を見ながら実際の体験エリアを移動する。乗り物に座ったまま映像を見る方式とは異なり、自分で扉へ近づき、暗い通路を進む身体感覚が恐怖を強める。

もう一つの「FLUCTUS」は、船に乗って幻想的な海を旅するVR作品として案内された。同じVRでも、歩行を使うホラーと航海を描くファンタジーでは、必要な空間や来場者の動かし方が異なる。イベントは二作品を並べ、ティフォンが手がける体験の幅を伝えた。

常設店の作品を期間限定で別都市へ

ティフォニウムは当時、東京を中心に施設を運営していた。大阪では作品を期間限定イベントとして持ち込み、常設店のない地域で需要を確かめる形を取った。既存作品と運営手順を活用できれば、新たな都市で一から大規模施設を整備するより展開しやすい。

一方、自由歩行型のVRには、体験人数に応じた機材、説明、装着補助、清掃が必要になる。作品を移設できても、来場者を安全かつ一定の速度で案内する運営は会場ごとに調整しなければならない。

編集部の見方

LBE向けVR作品は、ソフトウェアだけで完結しない。歩ける広さ、機材の受け渡し、スタッフの案内まで含めて初めて商品になる。「VR Garden Osaka」は、東京の常設施設で培った作品と運営を期間限定会場へ移し、別地域へ届ける方法を示した。フリーローム作品を広げるうえで、巡回型イベントは常設出店前の接点にもなる。