Wake The Tiger、Westfield Londonに8万平方フィートの没入型アート施設を開設へ
Wake The TigerはWestfield Londonで、5地区を巡る8万平方フィートの『Absurd City』を2026年10月に開業予定です。
Wake The Tigerは2025年7月22日、Westfield Londonへの出店計画を発表した。ロンドン西部に設ける80,000平方フィート(約7,430平方メートル)の没入型アート施設である。
当初の開業目標は2026年秋だった。現在の公式案内では施設名を「Absurd City」とし、開業日を2026年10月15日としてチケットを販売している。同社は欧州最大の没入型アート体験と説明している。
物語世界「Meridia」をロンドンへ拡張
Wake The Tigerは、自らの施設を「Amazement Park」と呼ぶ。来場者が一方向に進む展示ではなく、アート、物語、物理的な空間を行き来する非線形・セルフガイド型の体験を掲げる。ブリストルの第1拠点は2022年の開業以来、2025年7月時点で50万人超を受け入れ、70超の国・地域から来場者を迎えたと同社は公表していた。ロンドンはその世界観を大型化する次の常設拠点となる。
ロンドン版の舞台は、並行世界Meridia内のドーム都市「Absurd City」。公式案内では、二つのフロアに五つの地区を設け、秘密の通路や隠し部屋を含む回遊型の構成とする。所要時間の目安は3時間以上で、全世代向けに設計され、施設内にはバーとキッチンも置く予定だ。物語上は、都市システムを管理するデジタル・インターフェース「REX」と、自然由来の発電機「The Genny」が登場する。体験の内部で設定を追うことも、空間やインタラクションを自由に探索することもできるとしている。
数百人でつくる8万平方フィート
2025年の発表によれば、設計と施工には数百人のアーティストや制作者が関わる。共同創業者兼CEOのGraham MacVoy氏は、多数の制作者との協働を基盤にロンドンへ進出すると述べた。
共同創業者のLuke Mitchell氏は、音楽・アートフェスティバルBoomtown Fairから20年以上にわたり世界観を作ってきたと説明した。その経験をロンドンの施設へ持ち込むとしている。
受け入れ先は、Unibail-Rodamco-Westfield(URW)が運営するWestfield Londonである。URWのJacinta Rowsell氏は、レジャー分野を広げるテナントとして紹介した。Westfieldの公式ページでは、全年齢向けのセルフガイド型施設と案内している。
Wake The Tigerは2026年に物件の引き渡しを受け、Shepherd's Bushで工事に着手したと公表した。
開業時期と未公表の運営数値
初報は「2026年秋」、2026年2月の進捗発表は「2026年後半」としていた。現在のチケットサイトでは10月15日を開業日としている。所在地はWestfield London、Unit 5001, Ariel Way, London W12 7GF。
投資額と時間当たりの定員は公表されていない。年間来場者数の目標も不明である。料金はチケット販売ページで日程ごとに確認できる。
5地区を3時間以上かけて巡る
「Absurd City」は二つのフロアに五つの地区を設ける。秘密の通路や隠し部屋を自由に巡る形式で、所要時間の目安は3時間以上。施設内にはバーとキッチンも置く予定だ。
開業前のため、実際の来場者数や平均滞在時間はまだ確認できない。時間帯別の定員、混雑時の入場方法、各エリアのアクセシビリティは、今後の案内を確認する必要がある。