Zero Latency VRが「HAUNTED」を投入、最大8人で挑む15分間のフリーローム型ホラー
Zero Latency VRが10月3日に世界展開するHAUNTED。最大8人、15分、5K映像と空間音響を備えたホラー作品の運用を追う。
Zero Latency VRは2025年9月15日、フリーロームVRの新作「HAUNTED」を発表した。同社にとって初の完全没入型ホラー作品で、世界のZero Latency会場では10月3日から提供する計画とした。発表時のネットワーク規模は30か国・150超会場。既設のフリーロームVR設備へコンテンツを加え、ハロウィーン期に合わせて広域展開するリリースである。
生きているように変わる屋敷を、仲間と歩く
舞台は、呼吸し、形を変えるかのような謎の屋敷だ。参加者は暗い廊下を進み、影やささやきに囲まれながら脱出を目指す。公式発表は、部屋の歪みや参加者を引き離す演出を物語の核に据える。グループで恐怖の物語を通過すること自体が体験の中心となる。
プレイ人数は1〜8人で、体験時間は約15分。入場前の安全説明と機器装着には別途15〜20分程度を見込むため、公式ページが案内するセッション全体の所要時間は会場によって約30〜35分となる。推奨年齢は原則13歳以上だが、年齢制限は地域・会場ごとに異なる。強いホラー表現やジャンプスケアを含むため、予約時に各会場の条件を確認する必要がある。
ケーブルなしのアリーナ空間で、映像と音を恐怖の導線にする
HAUNTEDはワイヤレスのフリーローム方式を採る。ケーブルやバックパックを用いず、参加者は実際のアリーナ内を歩いて同じ仮想空間を共有する。Zero Latencyはこの形式を「warehouse-scale」と表現している。
映像は5K解像度で、360度を見回せる。参加者の動きはモーショントラッキングで取得する。空間音響はプレイ中の状況に反応し、音が聞こえる方向も表現する。
ホラーのフリーローム体験では、現実空間でプレイヤー同士の距離と動線を管理しつつ、仮想世界では孤立感を演出する。公式の運営向け更新では、HAUNTEDに合わせてブリーフィング映像を標準言語へ翻訳し、結果メールとスコアボードを作品仕様へ変更したことも明らかにした。本作にはスコア制のメカニクスがないため、スコアボードは点数を出さないテーマ表示へ切り替え、終了後のメールではプレイヤー・テイクアウェイ・ビデオを中心に扱う。受付から説明、終了後の記録までを作品の演出に合わせた運用である。
世界展開で重要になる会場側の準備
10月3日の公開に向け、Zero Latencyは会場運営者へ予約システムのパッケージ、販促用キービジュアルやポスター、短尺を含むトレーラーを用意した。運営向け告知では、既存の「Outbreak」を提供する会場にはHAUNTEDと「Undead Arena」のパッケージを自動追加する仕組みも示している。各地の会場が同じ開始日に販売・運営を始められるよう、コンテンツ配信だけでなく予約枠、説明素材、スコア表示の更新を連動させた。
作品は世界の対応会場へ配信されるが、参加条件、料金、年齢制限、稼働日は会場ごとに異なる。常設作品として無期限に提供するという発表ではない。利用前に近隣会場の予約ページで、取扱いと利用可能日を確認する必要がある。
予約画面から結果メールまで更新
Zero Latencyは、HAUNTEDを予約システムに追加するパッケージを会場運営者へ用意した。入場前の説明映像は標準対応言語へ翻訳し、体験後の結果メールも作品向けに更新した。
本作には点数を競う仕組みがないため、スコアボードは点数を表示しないテーマ画面へ変更された。予約画面、年齢条件、料金、稼働日は会場ごとに異なる。