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ビジネス2024年2月7日

Zero Latency「Outbreak」、発売3カ月足らずでチケット売上1000万ドル

Zero LatencyのフリーロームVR作品「Outbreak」が発売3カ月足らずでチケット売上1000万ドル、体験者10万人を記録した。

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Zero LatencyのフリーロームVR作品「Outbreak」のプレイ映像
画像:Zero Latency公式映像より(報道引用)

Zero Latencyは2024年2月7日、フリーロームVR作品「Outbreak」のチケット売上が、発売から3カ月足らずで1000万ドルに達したと発表した。体験者は10万人を超え、同社にとって過去最大のゲームローンチになったという。売上額は各会場のチケット販売を集計したもので、ソフト単体の販売額ではない。

8人でゾンビがあふれる市街地へ

「Outbreak」は、最大8人が同じ空間を歩きながらゾンビと戦う作品だ。参加者はヘッドセットと銃型デバイスを装着し、崩壊した市街地を進む。決められた位置に立って映像を見るのではなく、仲間との距離や敵の方向を確かめながら実際に移動する。そのため、会場の広さと位置計測を物語上の移動に結び付けた、フリーロームVRらしい構成になっている。

発表時点の平均評価は5点満点中4.85。Zero Latencyはプレイヤー数と評価を好調の根拠として示した。一方、国別の売上や再来場率、1会場当たりの稼働率は公表していない。1000万ドルという数字だけでは、個々の店舗の採算までは分からない。

新作が各地の会場を動かす

当時のZero Latencyは、27カ国以上、90会場以上でネットワークを展開していた。累計プレイ数は350万回を超え、北米には32会場があったという。同じ作品を各地のライセンス会場へ配信できるため、新作の投入は一つの直営店だけでなく、ネットワーク全体の予約を動かす機会になる。

フリーロームVRでは、作品の面白さだけでなく、説明、装着、プレイ、機器の回収と清掃までを一つの予約枠で回す必要がある。「Outbreak」の10万人という実績は、コンテンツが会場運営を通して有料体験として提供された規模を示す数字でもある。

編集部の見方

ゾンビはVRで繰り返し使われてきた題材だが、「Outbreak」の結果は、分かりやすい目的と協力プレイが有料のグループ体験に結び付いた例として興味深い。今後確認したいのは、初動の大きさだけではなく、新作が各会場への再訪や継続的な稼働をどこまで生み出すかだ。