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ビジネス公開:

AWE「Auggie Awards」、LBE部門のノミネートは過去最多28件に

2026年Auggie AwardsでLBE部門が28件となり、STYLYは会場型XRを含む4プロジェクトをノミネートしました。

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AUGGIE AWARDS XVIIのトロフィーと、STYLYのLBEツール、AR展示、AnimaLOOK!!の体験場面を配した公式告知画像
画像:STYLY公式発表より(報道引用)

AWE(Augmented World Expo)は、2026年Auggie Awardsの候補作品を発表した。「Best Location-Based Entertainment(LBE)」部門は28件。AWEによると、同部門では過去最多だった。Auggie AwardsはARやVRを含むXR分野の表彰で、公開投票は5月14日まで受け付けた。

全18部門で候補数が最も多かったのは「Best Game or Toy」の33件。「Best Education & Training Solution」が29件で続き、LBEは3番目の28件だった。「Best Societal Impact」は25件、「Best Use of AI」は22件。AWEはLBEを、VR分野で急速に成長している領域の一つと説明した。

候補には展示会場や商業施設で体験する作品がある。テーマパーク向けの企画や、街中を歩いて楽しむXRも同じ部門に入った。AWEは、特定の場所で提供される幅広い体験をLBE部門の対象としている。

STYLYの4プロジェクト、LBEには2作品

STYLYは4月24日、同社が関わる4プロジェクトのノミネートを発表した。このうちLBE部門に入ったのは2件。一つはKDDI、XREALと共同で手がけた「Ghost in the Shell: The Exhibition “DEN-NOH VISION”」だ。もう一つは東急不動産との「AnimaLOOK!!」。後者は「Best Societal Impact」にも選ばれ、4プロジェクトで合計5部門の候補となった。

「DEN-NOH VISION」は、STYLYの発表によると、展示作品を見る行為に音声ガイドを連動させ、東京タワーの夜景に合わせたAR表示を体験の終盤に組み込んだ展示だ。XREALのデバイス200台を用いたとしている。複数デバイスを使う会場型ARでは、端末の配布・回収だけでなく、鑑賞者ごとに異なる視線や移動に対し、どの場面をいつ提示するかが運営設計になる。

AnimaLOOK!!は、長野県・蓼科の森を題材にしたエデュテインメント体験で、約5平方メートルの設置面積にモーションシート、3D映像、空撮映像を組み合わせる。STYLYの説明では、利用者が動物の視点で森を巡る構成で、会場の展示と実際の森への訪問をつなぐ狙いを掲げる。チケット収益の一部を保全活動へ充てる仕組みも示している。

制作ツールと都市ARも同時に候補へ

残る2件は、会場型コンテンツの制作基盤と都市回遊向けARだ。「STYLY OSS for Location Based Entertainment」は「Best Developer Tool」にノミネートされた。既存のUnityプロジェクトで利用でき、最大100台のデバイスを同期するオープンソースツールだ。

STYLYは2025年12月にOSSプロジェクトを立ち上げた。2026年4月の発表では、米国とスペインでの利用例を紹介。フランスと英国でも活用されたとしている。

「Local Lens AR」は「Best Consumer App」の候補となった。原宿の過去の景観を、スマートグラスで現在の街並みに重ねる。飲食店のメニューや店舗情報も視界内に表示する構想で、STYLYと東急不動産SCマネジメントが連名で応募した。

作品と制作ツールが別部門で候補に

STYLYの候補には、会場で体験する「DEN-NOH VISION」と「AnimaLOOK!!」がある。一方、「STYLY OSS for Location Based Entertainment」は制作ツール部門、「Local Lens AR」は消費者向けアプリ部門に入った。同じ会社が関わる案件でも、体験そのものと開発基盤、街歩き向けアプリを分けて審査している。