EVA、欧州4地域のVRアリーナ大会を10月から開催
EVAが加盟アリーナのローカルリーグを欧州4地域の大会へ接続し、パリで開く最終予選への8枠を競います。
フリーロームVRアリーナを展開するEVAは2026年8月29日、加盟拠点を4地域に分けた「Regional Tournaments: Split 2」を発表した。10月11日から11月8日まで地域大会を開き、各大会の上位チームに、11月29日にEVA Paris-Estで行うLast Chance Tournamentへの出場枠を与える。
各拠点のローカルリーグ王者が地域大会へ進む。店舗単位で完結しがちなVR対戦を、複数都市にまたがる競技体系として運用する取り組みだ。
参加者は普段利用するアリーナでリーグ戦に出場し、その成績を基に次の会場へ移る。地域大会だけを単発で募集する形式ではなく、各店の継続的な対戦を上位大会へ結び付ける。常設店が練習場所と予選会場を兼ねるため、競技日以外にもチームが集まる理由が生まれる。
フランスを中心に周辺5カ国の拠点が参加
地域大会は、10月11日のEVA Avignon、10月18日のEVA Tours、11月1日のEVA Charleroi、11月8日のEVA Évreuxで開催する。参加拠点一覧には、フランス各都市に加え、ベルギー、ドイツ、スイス、ルーマニア、スペインのアリーナが含まれる。
EVAは地域を単純な国別には分けていない。南東地域にはスイスのMartigny、ルーマニアのBucarestが入り、南西地域にはスペインのMalagaとMadridが参加する。国境を越えながら加盟店を束ねた構成だ。
大会日と会場を地域ごとにずらすことで、全参加者を同日に一都市へ集めずに済む。一方、勝ち上がったチームはパリ東部の会場まで移動する必要がある。加盟店網を競技リーグとして使う場合、ゲーム環境の共通化に加え、地域分けと移動距離の設計も大会参加の条件になる。
グループ戦と決勝トーナメントを共通化
各大会はグループ戦の後に決勝トーナメントを行う。14チーム制と16チーム制の形式を用意し、各組の上位2チームが準々決勝へ進む。試合は共通の9マップを使い、ゲームモードは「DOMINATION」に統一する。ただし「Outlaw」は対象外となる。
Last Chance Tournamentへの出場枠は計8枠。14チーム制では上位2チーム、16チーム制では上位3チームが枠を得る。参加者は大会当日に有効なEVA Passを持ち、チームごとに10トークンを用意する必要がある。
試合で使う9マップとモードをそろえることで、異なる店舗から来たチームも同じルールで競える。「Outlaw」を除外する条件も事前に示した。店舗ごとに大会運用がばらつかないよう、出場資格、対戦形式、使用コンテンツを地域共通の要項へ落とし込んでいる。
EVAはSplit 2を、上位区分のChallenger Leagueへの昇格または残留につながる段階として説明する。参加チーム数、観戦方法、賞金、各拠点の配信体制は公表していない。一方、ローカルリーグ、地域大会、パリでの最終予選を順に置く構造は明確だ。常設VRアリーナの店舗網を継続的な競技参加にも使う事例になる。
発表は大会形式と出場条件を伝えるもので、各地域の組み合わせや結果を掲載したものではない。観戦や配信を希望する場合は、開催店ごとの案内を確認する必要がある。