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テクノロジー2026年8月25日

Game Voltが「Battle Arcade」、LED床をセルフサービス運用

6人対応のフルカラーLED床に10種類超のゲームを集約。決済、案内、プレイをセルフサービス化するFEC向け遊具です。

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6人がフルカラーLED床で遊び、入口のセルフサービス端末と押しボタン壁を併設した施設を表現する、LBE Magazine編集部制作のAI生成イメージ
画像:LBE Magazine編集部(AI生成イメージ)

英国のGame Voltは2026年8月25日、フルカラーLED床を使うアクティブゲーム遊具「Battle Arcade」を発売した。1面の床に10種類超のマルチプレイゲームを収録し、最大6人が同時に参加できる。ファミリーエンターテインメントセンター(FEC)、アーケード、競争型ソーシャルエンターテインメント施設などを導入対象とする。

Game Voltはマンチェスターの体験設計会社CONDUCTR傘下で、同社の公式サイトでもLED床と押しボタン壁を組み合わせる既存製品や、コンテンツ更新に対応する製品設計を確認できる。Battle Arcadeはこの構成を3つのモデルに分け、設置面積や事業目的に合わせて選べるようにした。

決済からプレイ開始までを端末で案内

Battle Arcadeは、決済、参加案内、ゲーム開始までをセルフサービス端末で進める。ヘッドセット、トラッカーなどのウェアラブルや投影機を使わず、LED床自体に環境、キャラクター、アニメーション、反応結果を表示する。3構成のうち一つは押しボタン式の壁を追加し、対応するゲームモードを広げる。

コンテンツは、反応速度を競う課題、チーム戦などで構成する。発売後も新作ゲーム、季節施策、施設独自の表示、ライセンスIPを追加できるプラットフォームとして提供し、複数の決済システムとの連携にも対応するとしている。ただし、各構成の寸法、価格、1ゲームの所要時間、1時間当たりの処理人数、対応する決済事業者は発表に記載されていない。

同社は北米の初号機から得た初期データを基に、6カ月未満で投資回収できる可能性を示している。ただし、導入施設名、料金、稼働率、初期費用、集計期間は開示していない。個別施設の事業計画にそのまま適用できる実績値ではない点に注意が必要だ。

編集部の見方:無人化ではなく介入箇所を変える

装着物をなくし、決済と案内を端末にまとめる設計は、ゲーム間の受け渡しや清掃を減らし、スタッフが常時付き添わない運用を可能にする。一方、初回利用者の理解、途中参加、決済失敗、床上での接触、故障時の退出には現場対応が残る。セルフサービス化はスタッフを不要にするというより、定常的な説明から例外対応へ仕事を移す設計と考えた方がよい。

床の表示を入れ替えて複数ゲームを提供できれば、同じ面積で遊び方を変え、再訪理由をつくれる。更新数だけでなく、ゲームごとの人気、難易度、グループ人数、回転時間を分析し、時間帯や客層に合わせて選択肢を提示できるかが重要になる。

導入判断では、メーカーが示す投資回収期間よりも、必要面積を含む総費用、実効処理人数、スタッフの介入回数、停止時間、コンテンツ更新費を施設条件に合わせて確かめたい。初号機の運営データや3構成の仕様が今後開示されれば、セルフサービス型遊具としての再現性を評価しやすくなる。