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テクノロジー公開:

HOLOGATE、「Ghostbusters VR Academy」を世界450拠点へ配信

HOLOGATEが、射撃訓練とゴースト追跡を2種類の筐体で体験する施設向けVR作品を公開した。

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Ghostbusters VR Academyのロゴとプロトンパックを構える登場人物
画像:HOLOGATE公式発表より(報道引用)

施設向けVRを手掛けるHOLOGATEは2023年3月27日、「Ghostbusters VR Academy」の提供を始めた。Sony Pictures Virtual Realityと共同で制作し、42カ国・450カ所以上に展開するHOLOGATEの施設網へ配信した。

射撃訓練と車両訓練を別の筐体で体験

作品は、立ったまま遊ぶ「HOLOGATE ARENA」と、モーション機構を備えた「HOLOGATE BLITZ」の2種類に対応する。ARENA版では、最大4人が見習いゴーストバスターとなり、プロトンパックを使ってゴーストを捕獲する。協力して標的へ攻撃を集中させる場面があり、個人の得点だけでなくチームの連携が必要になる。

ARENA版では、プレイヤーが装着したヘッドセットと手持ち機器を使い、同じプレイエリア内で互いの位置を共有する。訓練という設定の中で、ゴーストへ光線を当て、トラップへ追い込むまでが一連の遊びになる。公式案内には、シリーズで知られるSlimerやStay-Puft Marshmallow Manも登場すると記されている。

BLITZ版は、ゴーストバスターズの車両「Ecto-1」を操る訓練を扱う。着席した来場者がハンドルを握り、車両の加速や旋回に合わせてシートが動く。HOLOGATEは二つの体験を同じ作品名で提供し、店舗の保有設備に応じて異なる身体感覚を選べる構成にした。

BLITZ版で操縦するのは、Ecto-1を基にした試作ホバークラフトという設定だ。参加者はコースを走り、ほかの参加者とタイムを競う。ARENA版の協力型シューティングと、BLITZ版の対戦型レースでは、求められる動作も一回の体験に使う床面積も異なる。

映画IPを既存の設置網へ同時配信

新しい専用施設を建てる方式ではなく、稼働中の筐体へコンテンツを追加できる点も特徴だ。HOLOGATEによると、対象拠点はゲームセンター、ファミリーエンターテインメントセンター、テーマパークなどに広がる。運営者は既存設備を使いながら、知名度の高い映画IPをラインアップへ加えられる。

利用できる体験や料金は各施設によって異なる。公式発表は450拠点以上での提供開始を示しているが、全拠点がARENA版とBLITZ版の両方を備えるわけではない。

ARENA版はラスベガスで開かれたAmusement Expoの初日に披露され、BLITZ版はその後に加わった。公式サイトでは所在地を検索できるが、作品の導入状況は店舗ごとに確認する必要がある。各施設の作品一覧には、年齢・身長条件や予約方法が案内される。

一つの作品を設備ごとに作り分ける

施設向けVRでは、設置面積や筐体の違いが配信できる体験を左右する。「Ghostbusters VR Academy」は、同じ訓練施設という設定を保ちながら、歩いて撃つゲームと、車両を運転するゲームに役割を分けた。IPの世界観を一つの遊び方へ固定せず、複数の設備へ展開する設計例となる。

店舗側から見ると、専用の建物を新設せず、すでに導入した筐体へ作品を追加できる。一方で、二つの筐体をそろえなければ全編を連続して体験できるわけではない。作品名だけで判断せず、どちらの訓練を提供しているかを施設単位で伝えることが、来場者の期待とのずれを防ぐ。