Moco MuseumでReflecting Forward、鏡とデジタル光が連なる常設展示
Studio Irmaの作品をアムステルダムで公開。鏡、光、音を使い、鑑賞者が内部を歩くデジタルアート空間を設けた。
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アムステルダムのMoco Museumは2020年2月11日、Studio Irmaによる「Reflecting Forward」を公開した。鏡、デジタル映像、音を組み合わせ、作品の外側から眺めるのではなく、来場者が内部を歩く展示である。
複数の部屋を一つの流れにする
展示は色と光の異なる複数の空間で構成された。鏡によって映像が奥へ続くように見える部屋、光点が来場者の周囲を満たす部屋などを順に巡る。作品同士の境界を完全に消すのではなく、部屋を移るたびに視覚の条件を切り替えた。
Studio Irmaは、個々の光を人や情報のつながりに見立てた。来場者の姿も鏡に繰り返し映り込み、展示を見る人物が画面の一部になる。
美術館に撮影と共有の動線を加える
Moco Museumは歴史的な建物を使う美術館で、バンクシーなどの作品を扱ってきた。そこへ大型デジタル展示を常設し、絵画を見る時間と、空間内で動き撮影する時間を一つの来館体験に含めた。
Reflecting Forwardは、デジタル作品を単独イベントとして別会場に置くのではなく、既存美術館の展示構成へ組み込んだ事例である。