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ビジネス2026年8月25日

Qiddiya、仏セルジー=ポントワーズで60億ユーロ規模の複合レジャー構想

最大3つの大型施設にホテル、文化・スポーツ機能を組み合わせる複合レジャー構想。投資規模は開発全体で約60億ユーロです。

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3つの大型エンターテインメント施設とホテル、文化・スポーツ機能を一体配置した将来構想を抽象的に描いた、LBE Magazine編集部制作のAI生成イメージ
画像:LBE Magazine編集部(AI生成イメージ)

フランス大統領府は2026年8月25日、フランスとサウジアラビアの共同声明で、Qiddiya Investment Companyがイル=ド=フランス地域圏のセルジー=ポントワーズに大規模な複合施設を開発する構想を示した。複数のパーク、ホテル、文化・スポーツ・余暇機能を一つのデスティネーションとしてまとめ、開発サイクル全体で約60億ユーロを投じる計画だ。

最大3つの目玉施設を核にする構想

共同声明が示した現在の構想は、最大3つの大型目玉施設、ホテル、補完的なレジャー体験を含む。個々のパークのテーマ、採用するIP、敷地、事業スキーム、着工・開業時期は同声明に記載されていない。60億ユーロも開発サイクル全体の投資規模であり、確定した建設費や個別施設への配分とは区別して見る必要がある。

発表は単体のアトラクションではなく、娯楽、宿泊、文化、スポーツを束ねる混合用途の計画として位置付ける。来訪理由を複数つくり、滞在時間と商圏を広げる考え方だ。一方、施設ごとの詳細が未公表の段階では、年間来場者数、交通容量、ホテル客室数、段階開業の順序を評価できない。

編集部の見方:大型投資では接続部分が体験価値を左右する

複数施設を集積しても、予約、入退場、荷物、施設間移動、営業時間が分断されれば、来場者には別々の施設として映る。共通チケットや滞在プランだけでなく、混雑状況に応じた回遊案内、夜間コンテンツ、ホテルとパークを結ぶ移動設計が、統合型デスティネーションとしての価値を左右する。

運営側には、需要の季節変動が異なる文化・スポーツ・レジャー機能を組み合わせ、施設全体の稼働を平準化できる可能性がある。ただし、3つの目玉施設を同時に整備するのか、段階的に需要を検証するのかで投資リスクは大きく変わる。今後は、正式な事業契約、用地と許認可、交通計画、施設構成、開業工程が確認点になる。