グリーンランド、XRシューティング「ZOMBIE STORM」を常設導入
熊本・グリーンランドが60周年事業で導入したXRゾンビシューティング。最大6人、約7分の内容と料金を紹介する。
熊本県荒尾市の遊園地グリーンランドは2026年3月1日、XRシューティング「ZOMBIE STORM」を中央エリアに導入した。開園60周年に合わせた新設アトラクションである。グリーンランドは1966年に開園し、2026年7月23日に60周年を迎えた。敷地面積は55万平方メートル。導入後、園内のアトラクションは66機種になり、運営会社は国内最多としている。現在も公式ページに営業情報が掲載されている。
最大6人で遊ぶ、約7分の協力型ゾンビシューティング
発表資料によると、プレイヤーは現実の会場内で特殊ゴーグルを装着し、仲間とチームを組んでゾンビを倒しながらミッション達成と生還を目指す。開発・制作を担ったのは株式会社日本XRセンターで、事前発表ではVRヘッドセット「Meta Quest」を使用すると案内された。コンテンツは、ゾンビウイルスの蔓延で崩壊寸前となった世界から安全区域への脱出を目指す設定で、身体を動かしながら協力する形式を採る。
「ZOMBIE STORM」は導入前の2025年に、XR Kaigi Awardのコンシューマー部門を受賞している。グリーンランド専用に新規開発した作品ではなく、日本XRセンターが制作・発表していたロケーションベースXRを、園内の常設アトラクションとして採用した。
現在の公式案内では、定員は1〜6人、ゲーム本編の体験時間は約7分、準備を含めた所要時間は約15分とされる。対象年齢は7歳以上で、9歳以下は18歳以上の保護者の同伴が必要。身長制限はなく、雨天でも利用できる。メイクをした利用者には専用フェイスカバーを配布する。
料金は、フリーパスバンドを持つ利用者が1,000円(回数券10枚)、持たない利用者が1,500円(同15枚)。初期資料では「フリーパス利用不可、回数券10枚または1,000円」と案内されていた。現在は利用者のチケット種別に応じて、二つの料金が掲載されている。
新設1機種と既存2機種の更新を同時に実施
同じ春には、1989年開業の「スーパーバイキング」も改装した。海の怪物をテーマにした外装とフォトスポットを加え、名称を「スーパーバイキング〜クラーケンの伝説〜」へ変更。中心4列を保護者同伴用とし、身長条件を120cm以上から、同伴者がいれば110cm以上へ広げた。65歳以上の利用制限も撤廃している。
同機種は2月28日に再開した。定員は88人で、乗客席の最高部は15.95メートル。降り口の横には幅4メートル、高さ1.7メートルの撮影場所を設け、夜間営業に使う照明も更新した。
1983年開業の「クリスタルハウス」は、外観と内装を改めて「ミラートリック」として3月1日に再開した。鏡の迷路で、幼児も中学生以上の同伴者がいれば利用できる。こちらは回数券2枚またはフリーパスで利用でき、雨天時も営業する。60周年の春に、新設XR、既存大型ライド、低年齢向け迷路の三つをまとめて更新した。