Marriott、氷の没入型体験「ICE!」を米国8リゾートで展開
Marriott Internationalが、200万ポンド超の氷で映画や絵本の世界を再現する冬季体験「ICE!」を米国8施設で開催する。
Marriott Internationalは2026年10月19日、冬季の没入型体験「ICE!」を米国8カ所のGaylord HotelsとJW Marriottで開催すると発表した。11月から順次開幕し、Gaylord Pacific ResortとJW Marriott Phoenix Desert Ridge Resortでは初開催となる。
各会場は200万ポンド(約907トン)を超える氷を使い、映画や絵本の物語を歩いて巡る空間として構成する。中国・ハルビンから300人を超える氷彫刻の職人が渡米し、約40日をかけて制作する。
8施設ごとに異なる物語を氷で再現
Gaylord Pacific Resortでは『A Charlie Brown Christmas』、JW Marriott Phoenix Desert Ridge Resortでは『Elf』を題材にする。既存会場にも新しいテーマを導入し、Gaylord Opryland Resortは『Home Alone』、Gaylord Rockies Resortは『The Nightmare Before Christmas』、Gaylord Texan Resortは『Harry Potter』を扱う。
残る3施設は既存テーマを継続する。Gaylord National Resortは『How the Grinch Stole Christmas!』、Gaylord Palms Resortは『The Polar Express』、JW Marriott San Antonio Hill Country Resortは『Rudolph the Red-Nosed Reindeer』を展開する。各会場の会期は11月6日以降に始まり、2027年1月2日または3日までとなる。
2万平方フィート超の空間を氷点下12.8度に保つ
制作では、重さ300ポンド(約136kg)の氷塊を専用工具やチェーンソーで削る。展示面積は2万平方フィートを超え、高さ30フィートを超える場面、通路、2階建ての氷の滑り台を配置する。独自の着色工程と照明も使い、作品の色と細部を見せる。
会場内は華氏9度(約マイナス12.8度)に保たれ、来場者には青い防寒コートを貸し出す。開幕後も職人の一部が現地に残り、作品を維持しながら氷彫刻の実演を行う。
ICE!はGaylord Hotelsが2001年に始めた。今回の展開では、共通する低温設備と制作工程を8施設で使いながら、会場ごとにIPを変える。同じ季節イベントを複数のホテルへ導入し、宿泊施設内の集客コンテンツとして地域別に運用する形だ。