デンマーク初のSCREENX、ATLAS Biograferneに導入へ
CJ 4DPLEXとATLAS Biograferneが、左右の壁まで映像を広げる76席のSCREENX上映室をデンマーク・Rødovreに導入する。
CJ 4DPLEXとデンマークの映画館ATLAS Biograferneは2026年9月8日、同国初となるSCREENX上映室を導入すると発表した。設置先はコペンハーゲン都市圏西部、Rødovre Centrum内のATLAS Biograferne。開業日は発表に含まれていない。
SCREENXは、正面スクリーンの映像を左右の壁面まで広げる上映方式だ。今回の上映室は76席で、三面を合わせたスクリーン幅は126フィート(約38.4メートル)。視野を270度に広げ、映画館の壁面を上映設備の一部として使う。
7スクリーンの独立系映画館に追加
ATLAS Biograferneは2013年に開業した7スクリーンの独立系映画館で、Emil Mark Nørholm氏とMarie Mark Nørholm氏が所有する。今回の設備は、Rødovre Centrum 96の既存施設へ加わる。
CJ 4DPLEXはデンマークですでに、Nordisk Film Cinemasと組み、座席の動きや環境効果を映画に同期させる4DXを3館へ導入している。SCREENXは異なる方式で、座席ではなく客席の左右へ表示領域を増やす。
上映作品と開業時期は未公表
発表では、最初に上映する作品、開業日、投影機の台数、改装期間を明らかにしていない。すべての映画を自動的に三面化できるわけではなく、SCREENX向けに制作・編集された映像区間を持つ作品が必要になる。
映画館側にとっては、客席数を増やすのではなく、既存の上映室へ固有の視覚体験を加える投資となる。導入効果を判断するには、対応作品の供給頻度に加え、通常上映との価格差や稼働率の公表を待つ必要がある。