CJ 4DPLEXとCinemark、米国・中南米にSCREENXを20館追加
CJ 4DPLEXとCinemarkが、三面上映方式SCREENXを米国17館と中南米3館に追加する契約を締結。米国では6館を2026年中に開設する。
CJ 4DPLEXと映画館運営会社Cinemarkは2026年9月30日、三面上映方式「SCREENX」をCinemarkの20館に追加する契約を発表した。内訳は米国17館、中南米3館。両社が2022年に始めた提携を、米州の複数市場へ広げる。
米国では2026年中に6館を開設
米国の追加分17館のうち、6館は2026年中に開設する予定だ。これにより、Cinemarkが米国内で運営するSCREENX導入館は30館になる。発表では、ロサンゼルス西部のCinemark Playa Vistaにも導入すると明らかにした。
残る米国11館と中南米3館の開設時期、所在地、改装規模は公表していない。中南米の対象国も発表には含まれていない。
正面と左右の壁面を上映に使う
SCREENXは、正面スクリーンに加えて客席の左右の壁面にも映像を投影する上映方式だ。対応作品では表示範囲が客席の側面まで広がり、映画館の空間そのものを映像演出に使う。
CJ 4DPLEXは、映画会社とSCREENX向けの映像を制作する。通常版をそのまま三面へ引き伸ばす仕組みではなく、作品ごとに対応区間を設ける。今回の契約は上映作品の追加ではなく、Cinemarkの既存館網に対応設備を増やすものだ。
2027年は専用撮影作品を4本以上計画
CJ 4DPLEXは、SCREENX向けに撮影したハリウッド作品を2027年に少なくとも4本公開する計画も示した。作品名や公開時期は発表していない。
Cinemarkは米国42州で301館・4,219スクリーン、中南米13カ国で194館・1,401スクリーンを運営している。今回の20館がすべて開設されれば、SCREENXは同社の広い映画館網の一部に加わる。ただし、各館の座席数、投資額、通常上映との料金差は明らかにされていない。