CosmとNYCB、『くるみ割り人形』を米国4都市の大型LEDドームで上映へ
CosmとNew York City Balletが『くるみ割り人形』を大型LEDドーム向けに制作し、11月から米国4都市で上映すると発表しました。
CosmとNew York City Ballet(NYCB)は2026年10月6日、『George Balanchine's The Nutcracker』をCosmの大型LEDドーム向けに制作し、11月から米国4都市で上映すると発表した。会場はアトランタ、ダラス、デトロイト、ロサンゼルスのCosm施設となる。
作品はニューヨークのLincoln Center内にあるDavid H. Koch Theaterで収録した。Cosmは直径87フィート(約26.5メートル)の12K+ LEDドームに合わせて映像を制作する。個人用ヘッドセットを使わず、観客が同じドーム映像を共有する同社の「Shared Reality」作品だ。
舞台上の視点をドーム映像に取り込む
Cosmは、通常の客席からは見られない視点を取り入れ、観客を舞台上へ運ぶような鑑賞体験を計画している。高さ41フィート(約12.5メートル)のクリスマスツリーや「Snow Scene」など、NYCB版の舞台美術と群舞をドーム全体で見せる。
収録はNYCBの2025-26シーズン中に行った。出演者にはNYCBのプリンシパルダンサーであるTiler Peck、Roman Mejia、Mira Nadon、Emma Von Enck、Taylor Stanleyが名を連ねる。50人を超えるNYCBのダンサーと、School of American Balletの生徒70人も出演し、Peter Ilyitch Tschaikovskyの音楽はNew York City Ballet Orchestraが演奏する。
アトランタを加えた4会場で11月に開始
上映先は、既存のダラスとロサンゼルスに、新設するアトランタとデトロイトを加えた4会場だ。いずれも直径87フィートの12K+ LEDドームを備える。Cosmは作品に合わせた飲食メニューも提供する方針を示した。
NYCBによると、舞台版は1954年の初演以来、Lincoln Centerで年間10万人を超える観客を集めている。今回の制作では、ニューヨークの舞台公演を収録し、Cosmの常設施設へ配給することで鑑賞地域を広げる。
上映時刻とチケットの詳細は後日発表する予定だ。発表時点では、上映時間、料金、各都市の開始日、上映回数は明らかにされていない。