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テクノロジー2026年10月1日

DATALAND、84台の4Kレーザープロジェクターで展示空間を一体化

ロサンゼルスのDATALANDが、84台の4Kレーザープロジェクターを同期し、壁、床、天井、鏡面柱へ約7億画素の映像を投影している。

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壁、床、天井、鏡面柱に赤や緑の映像を投影したDATALANDのGallery A
画像:DATALAND/Refik Anadol Studio提供(Epson America公式発表より、報道引用)

Epson Americaは2026年9月30日、ロサンゼルスのAIアート美術館「DATALAND」に導入した映像設備の詳細を発表した。最大の展示室「Gallery A(Data Pavilion)」では、Epsonの4Kレーザープロジェクター84台を同期させ、壁、床、天井、鏡面柱へ連続した映像を投影している。

DATALANDはメディアアーティストのRefik Anadol氏とEfsun Erkılıç氏が設立し、2026年6月20日に開館した。一般公開エリアは約2,323平方メートルで、5つのギャラリーを備える。

20,000ルーメンの84台で約7億画素を投影

Gallery Aは、1台あたり20,000ルーメンの「EB-PQ2220B」を84台使用する。全体の映像は約7億画素、光出力は合計150万ルーメン超となる。交換レンズを使い分け、形状の異なる壁面や鏡面を含む空間へ明るさと色をそろえている。

映像の位置合わせにはカメラ支援ソフトウェアを使用する。84台の投影位置、映像の重なり、境界部分のエッジブレンディングを継続的に調整し、複数台の映像を一つの画面として見せる仕組みだ。

生体センサーと香りも組み合わせる

開館展「Machine Dreams: Rainforest」は、16カ所の熱帯雨林から得たライブデータをもとに映像と音を変化させる。来場者は生体情報を測る腕時計型デバイスと香りを出す機器を装着してGallery Aへ入り、壁面投影に加えて音、香り、触覚、味覚を組み合わせた展示を体験する。

鏡張りの天井、反射する柱、鏡面の入口は、投影像を途切れさせないための調整を難しくする。Refik Anadol Studioは設計初期からEpsonのプロジェクターを使い、反射を含めた見え方を検証した。発表は、作品内容だけでなく、大規模な没入型展示を維持するための投影台数と較正方法を具体的に示している。