California Science Center、100の参加型展示を備える航空宇宙館を開業へ
California Science Centerが、スペースシャトルEndeavourと100の参加型展示を収める航空宇宙館をロサンゼルスで開業する。
California Science Center Foundationは2026年10月28日、航空宇宙館を11月13日に開業すると発表した。名称は「Samuel Oschin Air and Space Center」。場所はロサンゼルスのCalifornia Science Centerだ。約1万8,600平方メートルの増築棟に、スペースシャトルEndeavourを含む100点の資料と、科学・工学を学べる100の参加型展示を設ける。
同館は、Endeavourのオービター、外部燃料タンク、固体ロケットブースターを打ち上げ時の構成で垂直に展示する。実際に宇宙飛行したオービターを含むスペースシャトル一式を、この構成で見られる唯一の施設になるという。
高低差と身体動作でシャトルの飛行を伝える
Endeavourを収める「Samuel Oschin Shuttle Gallery」では、エレベーターで約42.7m上昇する。機首上方のガラス床展望台からは、機体を見下ろせる。「Shuttle Descent Slide」は約13.7mの高低差を使い、大気圏へ再突入するときのプラズマを表すオレンジ色の光と衝撃音で、シャトルの降下を表現する。
このほか、操縦席のレプリカでスイッチやペダルを操作する展示と、Endeavourを滑走路へ着陸させるシミュレーターを設置する。実物資料を見るだけでなく、移動、滑走、操縦を通じて飛行の仕組みに触れる構成だ。
360度回転するフライトシミュレーターも導入
「Korean Air Aviation Gallery」では、12機を超える実機を展示する。ボーイング747の前方約21.3mを館内に置き、機内シアターでロサンゼルスからソウルまでの飛行を5分の映像にまとめて上映する。
2人乗りの「I360」フライトシミュレーターは360度回転し、来場者が3種類の航空機から1機を選んでタイムを競う。ロサンゼルスの街を舞台に複数のドローン任務を同時に動かす展示や、翼の形状と飛距離の関係を試す展示も用意する。
宇宙分野を扱う「Kent Kresa Space Gallery」では、火星探査車を操作できる。国際宇宙ステーションの通過シミュレーターには、実際の宇宙飛行士が撮影した映像を使う。デジタル宇宙服の体験も設ける。
航空宇宙館を含むCalifornia Science Centerの一般入館は無料だ。航空宇宙館の入場日時を事前予約する場合は、4米ドルの手数料がかかる。