日本XRセンターがJAIAに入会、遊園地向けXRの共同開発を拡大
日本XRセンターが日本アミューズメント産業協会の遊園施設事業部に入会。遊園地向けXRを初期費用0円のレベニューシェア方式でも提供する。
REVIEWED
日本XRセンターは2026年10月16日、日本アミューズメント産業協会(JAIA)の遊園施設事業部に同年9月入会したと発表した。会員企業との共同開発や導入機会を増やし、遊園地・テーマパーク向けXRアトラクションを全国へ広げる方針だ。
対象は大規模な遊園地・テーマパークだ。同社は、オリジナル作品を初期費用0円で共同開発・導入するレベニューシェア方式も提供している。発表では、導入先や収益分配率など個別案件の条件は明らかにしていない。
屋内設備を残したまま作品を入れ替える
日本XRセンターが提案するのは、既存の屋内空間を活用し、ソフトウェアを入れ替えてホラーやシューティングなど異なる作品を提供する方式だ。屋外アトラクションが止まりやすい猛暑や悪天候の際にも運用でき、季節や企画に合わせて内容を変えられる点を特徴として挙げている。
同社は、東京・中野ブロードウェイと福岡・キャナルシティ博多で「XRセンター ゲームスペース」を運営する。東京ドームシティや横浜・八景島シーパラダイスなどへのコンテンツ提供実績もある。
JAIA会員企業と設備・技術を組み合わせる
JAIAへの入会後は、日本XRセンターの企画・開発力や施設運営の知見と、会員企業が持つ設備・技術を組み合わせる。同社は国内の遊園地・テーマパークへの導入に加え、海外展開も進めるとしている。
施設を自ら運営する事業者が、開発と日常のオペレーションで得た知見を外部施設向けの共同事業に転用する動きだ。初期投資を抑える契約方式を含め、既存施設へXRを導入する選択肢を提示している。