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施設2026年9月16日

日本のLBE施設・事例一覧|VR、没入型展示、デジタルエンターテイメントを比較

日本のLBE事例を、チームラボボーダレス、TeNQ、ティフォニウムなどの施設で紹介。所在地、体験内容、料金と、施設ごとの空間の使い方を比較します。

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IMMERSIVE JOURNEYで提供するVR作品の体験イメージ
画像:CinemaLeap配布/IMMERSIVE JOURNEYの体験イメージ。© Excurio - GEDEON Experiences - Musée d’Orsay

日本のLBEには、チームラボボーダレスのように展示空間を歩く施設、IMMERSIVE JOURNEYのようにVRで歴史を巡る施設、リトルプラネットのように砂場やボール遊びへ映像を組み込む施設がある。来場者の動作と会場の設備を組み合わせる方法はさまざまだ。

この記事では、国内の常設施設を五つのブランドで比較する。LBEの意味やVRとの関係は「LBEとは」、制作・運営を担う企業は「LBEの主要企業一覧」で紹介している。

日本のLBE施設を体験内容で比較

料金は2026年9月16日に確認した通常料金の例。日時や作品による違いは各施設の公式ページに掲載されている。

施設・ブランド 所在地の例 来場者がすること 料金の例
チームラボボーダレス 東京・麻布台ヒルズ 光や映像の作品群を歩いて巡る 大人3,600〜5,600円、変動価格制
IMMERSIVE JOURNEY 横浜・アソビル、名古屋・スカイル ヘッドセットを着けて歴史の舞台を歩く 横浜「ホライゾン・オブ・クフ」一般:平日4,000円、休日5,000円
Space Travelium TeNQ 東京・後楽園 月旅行VR、宇宙の展示、カフェ 一般:平日2,500円、土日祝・特定日3,000円
ティフォニウム 東京・お台場、新宿 ホラー、海洋冒険、魔法のVR作品へ参加 公式案内2,300円から、作品別
リトルプラネット 東京・ダイバーシティ東京 プラザなど 砂を掘る、ボールを投げる、絵を描く 同店の平日60分:4〜12歳1,200円、大人800円。初回は家族単位の年会費600円

価格・内容の出典は、以下の各施設の公式リンクから確認できる。

チームラボボーダレス:来場者が作品を探しながら歩く

麻布台ヒルズの「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」は、チームラボと森ビルによる常設ミュージアムだ。作品が部屋を越えて移動し、ほかの作品と関わり合う空間を来場者が巡る。

会場には固定の館内マップを設けず、自分で歩いて作品を見つける構成を採る。お茶を楽しむ「EN TEA HOUSE」や、描いた海の生き物をTシャツやトートバッグにする「スケッチファクトリー」もあり、鑑賞に飲食と物販が加わる。

大人の通常料金は3,600〜5,600円で日時により変動する。中高生2,800円、4〜12歳1,500円。作品を見る順序を来場者へ委ねる、回遊型の展示事例として特徴がある。チームラボ公式、麻布台ヒルズ公式

IMMERSIVE JOURNEY:同じ会場で異なる時代へ旅する

IMMERSIVE JOURNEYは、横浜駅近くのアソビル3階と、名古屋・栄のスカイル10階にある。来場者はVRヘッドセットを装着し、同行者と会場を歩く。基本の体験枠は1グループ最大4人、本編約45分と説明・準備約15分を合わせて約60分だ。

題材には古代エジプトや19世紀のパリがある。「ホライゾン・オブ・クフ」ではピラミッドやナイル川を巡り、「印象派画家と過ごす夜」では1874年の第1回印象派展を訪れる。同じ会場が、選ぶ作品によって異なる歴史の舞台になる。

横浜の「ホライゾン・オブ・クフ」は一般平日4,000円、休日5,000円。4人以上のグループ券は1人当たり平日3,800円、土日祝4,500円だ。複数作品の興行を共通の受付・機材で提供するLBEの例となる。横浜公式、名古屋公式、利用案内、横浜の公式販売ページ

IMMERSIVE JOURNEY横浜の入口と、ヘッドセットを着けて会場を歩く参加者
IMMERSIVE JOURNEY横浜の会場と体験風景。来場者が歩くための空間を設け、複数人を同時に案内する。 画像:CinemaLeap。公式配布資料

TeNQ:月旅行VRを宇宙展示と組み合わせる

東京ドームシティのSpace Travelium TeNQは、宇宙旅行をテーマに展示やVR、カフェ、ショップを組み合わせた施設だ。VR「THE MOON CRUISE」では、ロケットで月へ向かい、月面を歩いて観光や写真撮影を楽しむ。VRの体験時間は約20分。

入館券にはVR体験1回が含まれる。一般料金は平日2,500円、土日祝・特定日3,000円で、中高生1,800円、小学生1,300円。VRの対象は7歳以上で、7〜12歳は子ども1人につき18歳以上の保護者1人の同伴と同意書が必要になる。

VRの前に宇宙の展示を見て、体験後にラウンジやカフェへ移動できる。約20分の作品を、施設全体で過ごす時間の一部に組み込んだ事例である。TeNQのエリア紹介、料金・利用条件

宇宙飛行士、地球、月面の乗り物を描いたTHE MOON CRUISEの公式ビジュアル
TeNQの「THE MOON CRUISE」の公式ビジュアル。ロケットで月へ向かい、月面を巡るVR体験を表している。 画像:STYLY/PR TIMES配布素材。公式配布資料

ティフォニウム:短時間のVR作品を選んで体験

ティフォニウムは、お台場のダイバーシティ東京 プラザ5階と、新宿の京王プラザホテル南館2階で営業している。作品には、洋館を探索する「コリドール」、海洋を冒険する「フラクタス」、花の王国で魔法を使う「フローリア」などがある。

公式案内の所要時間は20〜30分、料金は2,300円から。「フローリア」は最大8人、ほかの掲載作品は最大4人が1セッションに参加する。ホラーの「コリドール」と「ITカーニバル」は13歳以上、フローリアなどは7歳以上を対象とする。

一つの店舗に題材や参加方法の異なる作品をそろえ、来場者が好みのタイトルを選ぶ形だ。短い時間で一作品を体験する使い方や、同じ店舗で別作品を選ぶ使い方ができる。ティフォニウム公式

リトルプラネット:普段の遊びに映像の反応を加える

リトルプラネットのダイバーシティ東京 プラザ店は、砂場、ボールプール、お絵かきなどをデジタル技術と組み合わせた屋内パークだ。子どもが砂を掘ったり、映像へボールを投げたりする動作が、アトラクションの進行に関わる。

料金は滞在時間と年齢で分かれる。同店の平日60分は4〜12歳が1,200円、大人が800円で、1日フリーパスも選べる。初回は1家族・グループにつき600円の年会費が必要だ。たとえば大人1人と小学生1人が初めて平日60分を利用する場合、通常料金の合計は2,600円になる。

時間制の入場券で複数の遊びを回る構成は、作品ごとに予約するVR施設との比較点になる。幼児や小学生を含む家族が、同じ区画で異なる遊びを選べる。ダイバーシティ東京 プラザ店の公式案内

施設を訪ねるなら、何を比較したいかを決める

空間全体の演出を見たいならボーダレス、長めの歩行型VRならIMMERSIVE JOURNEYが候補になる。展示とVRの組み合わせはTeNQ、短時間の作品を選ぶ店舗はティフォニウム、家族向けのデジタルエンターテイメントはリトルプラネットで具体的に見られる。

施設企画の参考にする場合は、受付後の案内、来場者が移動する範囲、体験終了後の飲食・物販を観察すると違いが分かる。歩行型VRを探している人向けには、料金・時間・人数の比較記事も用意した。

博物館・美術館での作品活用は、歴史・美術・科学を体験するXR事例で紹介している。

まとめ:日本のLBEは、展示からデジタルエンターテイメントまで、多様な体験を楽しめる

ボーダレスは作品を探して歩く体験、IMMERSIVE JOURNEYは歴史の舞台を巡るVR、TeNQは宇宙展示と月旅行の組み合わせを提供する。ティフォニウムは作品単位で選ぶVR店舗、リトルプラネットは時間制で複数のデジタルエンターテイメントを楽しむパークだ。

LBE施設を比較するときは、所在地や料金とともに「来場者が何をするか」を見ると選びやすい。歩く、鑑賞する、協力する、砂やボールで遊ぶという違いが、必要な設備や滞在時間、家族・友人との過ごし方につながっている。