Gugenka、音楽花火にARグラス200台を同期 新潟の初音ミク企画に約7,100人
Gugenkaが「初音ミク 夜空プログラム 2026」の開催結果を発表し、音楽花火とARグラス200台を同期した運用実績を明らかにした。
Gugenkaは2026年10月22日、9月21日から23日まで新潟市で開いた「初音ミク 夜空プログラム 2026」に、3日間で約7,100人が来場したと発表した。現地では音楽花火とスマートフォンARを同期したほか、先着参加者向けにXREAL製ARグラス200台を同時運用した。
Gugenkaによると、屋外の音楽花火と連動するXREAL製ARグラスの同時稼働数としては世界初の事例となる。これはXREALが2026年10月1日時点で、国内外の同種イベントを調べた結果に基づく。
200台のARグラスを同じ花火演出に合わせる
メイン企画「夜空プログラム スペシャルAR音楽花火」では、テーマソングに合わせた花火と、初音ミクのARコンテンツを重ねた。スマートフォンアプリ「ホロモデル」から鑑賞でき、ARグラスを使う特別体験会では等身大の初音ミクが花火と連動して見える演出を提供した。
個人の端末で見るARに加え、200台の専用機器を屋外で同時に動かした点が運営上の特徴だ。多数の来場者へ同じ時間軸の演出を届けるには、機器の準備と受け渡し、装着案内、コンテンツの同期を会場オペレーションとして組み込む必要がある。
現地展示、VRChat、5面投影を一つのイベントに組み込む
会場では、ブラザー工業の「ROOMDIVE」を採用したグリーティングボックスも展開した。1台のプロジェクターから上下左右と正面の5面へ映像を投影し、限られた床面積に初音ミクとの撮影体験を設けた。
VRChatでは、新潟市の萬代橋と信濃川を再現したワールドと、2025年に公開したコラボワールドを提供した。Gugenkaの発表によると、2ワールドの来場は10月7日時点で合計31万6,000人を超えた。現地の花火、施設内の投影体験、遠隔参加できるバーチャル会場を併設し、一つのIPイベントを複数の接点へ広げた事例である。