← INDEX

施設公開:

The Tech Interactive、地震体験展示「Seismic Valley」を2027年夏に開設

米サンノゼの科学館The Tech Interactiveが、地震の揺れと防災を体験する常設展示を2027年夏に開設する。

REVIEWED
地震シミュレーター「Seismic Valley Library」の完成予想図
画像:The Tech Interactive提供、GlobeNewswire公式発表より(完成予想図、報道引用)

米カリフォルニア州サンノゼの科学館The Tech Interactiveは2026年10月15日、地震をテーマにした常設展示「Seismic Valley: The Earthquake Experience」を2027年夏に開設すると発表した。展示面積は4,100平方フィート(約381平方メートル)。地震の揺れを体感するシミュレーターと、構造物の耐震性や防災を学ぶ参加型展示を組み合わせる。

同館は2020年に終了した旧地震展示を、より広く没入感のある体験へ刷新する。新展示はサンノゼ中心部にあるThe Tech Interactive館内に設ける。

図書館を再現した空間で最大マグニチュード8を体感

中心となる「Seismic Valley Library」は、図書館を再現した地震シミュレーターだ。来場者は書棚や本が動く空間に入り、小さな揺れから最大マグニチュード8までの地震を体感する。

完成予想図では、手すりに囲まれた体験区画を中央に設け、区画の外側からも内部の様子を見られる構成が示されている。The Tech Interactiveは地域住民とのフォーカスグループを実施し、より多くの来場者が参加できる展示を検討したとしている。

構造物の耐震試験から緊急対応まで扱う

新展示では揺れの体感に加え、来場者が構造物を設計し、電動の振動台で耐震性を試せる。家庭での安全対策、リアルタイムの地震観測データ、参加者同士で取り組む緊急対応シミュレーションも扱う。

館内の本は展示用の小道具で、寄付者が題名や著者名を指定できる。寄付額は1,500ドルから2万5,000ドルまで。完成後はそれぞれの本が書棚に置かれ、地震シミュレーションに合わせて動く展示の一部となる。