← INDEX

ニュース公開:

Exhibition HubとTempora、歩行型VRを組み込むポンペイ展をトロントで開催

Exhibition HubとTemporaが、古代ポンペイの再現街路、200平方メートルの映像空間、約10分の歩行型VRを組み合わせた展覧会をトロントで開催する。

REVIEWED
古代ポンペイの街路と商店を実物大で再現したBack to Pompeiiの展示空間
画像:Tempora提供/Fever Newsroom公式発表より(報道引用)

Exhibition HubとTemporaは、没入型展覧会「Back to Pompeii」をカナダ・トロントで2026年10月30日から期間限定で開催する。Feverが10月5日付の公式発表で明らかにした。会場はYZD(30 Hanover Road)。古代ポンペイの街並みを再現した展示、映像投影、歩行型VRを組み合わせ、所要時間は全体で約90〜120分としている。

約10分の歩行型VRで噴火前後の街をたどる

歩行型VRでは、来場者がヘッドセットを装着し、約10分かけてポンペイの街を巡る。遺跡が残る風景から始まり、商店やパン屋、洗濯場が並ぶ噴火前の通りへ移動。ヴェスヴィオ山の斜面から街と海岸を見渡した後、円形闘技場で噴火に遭遇する構成だ。

体験の終盤では、火山灰や岩に埋もれた街を地下方向から見せ、噴火から数世紀後の遺跡へ場面を移す。公式発表では、VR機器の機種、同時体験人数、実空間で歩く範囲は明らかにしていない。

再現街路と200平方メートルの投影空間を併設

会場には、ポンペイの住宅と街路を実物大で再現した区画を設ける。パン屋、軽食を出した店舗「テルモポリウム」、学校、酒場、公衆浴場などを歩き、当時の水道、医療、食、香り、落書きについて音声解説と展示物から学べる。

映像展示「The Earth Remembers」は、約200平方メートルの空間の四方の壁と床を使う。約20分の映像で、土地の形成、人々による都市建設、噴火、埋没、再発見までを描く。VRが一人称視点で街を移動する体験なのに対し、こちらは地質と都市の変化を空間全体の映像で見せる。

Exhibition HubとTemporaが制作、Feverが連携

Exhibition Hubは大型展覧会の企画・制作・配給を手がけ、Temporaは博物館や文化展示の設計・制作・運営を担う。両社が同展を主催し、Feverが連携する。

一般入場料は28.90カナダドルから、子どもは21.90カナダドルから。3歳以下は無料と案内している。終了日は公式発表で示していない。