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Six Flags Great Adventure、2027年に「BAKUNAWA」導入 6つの世界記録を掲げるスピニングコースター

Six Flags Great Adventureが2027年に導入するBAKUNAWAの仕様、神話の設定、Boardwalk再整備との接点を追う。

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Six Flags Great Adventureで、クレーンにより公開イベント会場へ運び込まれるBAKUNAWAの紫と緑の車両
画像:Six Flags Great Adventure(公式発表より(報道引用))

米ニュージャージー州のSix Flags Great Adventureは、スピニング・ローンチコースター「BAKUNAWA」を2027年に導入する。設置場所はThe Boardwalk地区。最高時速100マイル(約161km)、最高部382フィート(約116m)と発表された。Six Flagsは、開業時に六つの世界記録を目指すとしている。

名称は、フィリピン神話に登場する海蛇Bakunawaに由来する。海辺を主題にした地区へ、神話の物語を取り入れた大型コースターを加える計画だ。

最高時速100マイル、382フィートのスピニング・ローンチ

Six Flagsが掲げる記録目標は次の六つだ。

  • 世界最速、かつ世界最高のスピニングコースター
  • 時速80マイル(約129km)で通過する世界最速の反転
  • 世界最長のストール反転
  • 世界初の床なしスピニングコースター
  • 世界初となる、逆さまの状態からの発進

「スピニング」は、走行中に車両が回転する方式を指す。このため座席の向きは一定ではない。

「floorless(床なし)」と「upside-down launch(逆さまの発進)」も、今回の体験設計を示す公開仕様である。一方で、公式発表には乗車定員、走路長、所要時間、身長制限、車両の回転制御方式といった運用数値は掲載されていない。現段階では、6つの記録はいずれも2027年の開業を前提にした事業者の公表値として扱うのが適切だ。試運転・認可を経た最終的な営業仕様は、今後の案内を待つ必要がある。

月を追う海蛇を、乗車前から立ち上げる

名称のBakunawaは、深海から現れ、月を追ってのみ込むと伝えられるフィリピン神話の海蛇に由来する。Six Flagsは、この伝承を「海から目覚める生き物」として来園者が感じる物語に用いる。公式説明では、ライドに近づく時点から神話上の海蛇が現実のものになるよう没入させ、構造物は園内の全建物より高くそびえるという。待機列、駅舎、景観演出の詳細はまだ明かされていないものの、神話を名称だけにとどめず、アトラクションへ接近する過程にも置く方針は示された。

公開された公式写真には、紫と緑を基調に海蛇を思わせる意匠を施した車両が写る。これは建設中のコースターとともに車両を公開した場面であり、完成後の走行写真ではない。ビジュアルについても、現在確認できるのはこのような公式公開素材とイメージで、装飾やエリア全体の完成形を断定できる段階ではない。

Shoreline Pierの家族向け体験と同じ地区に置く

BAKUNAWAの設置先となるThe Boardwalkでは、2026年にShoreline Pierが開業した。家族向けアトラクションは「Barrels O' Fun」と「Super Roundup」。「Flying Scooters」「Wave Swinger」「Hypno Twister」も加わった。ボードウォーク風の飲食店とミッドウェーゲームも設けている。

夏の特定日には「Boardwalk Nights」を実施。歌手とダンサー、アクロバットが出演し、音楽を使った夜間ショーを行う。

BAKUNAWAは、家族向けライドがある地区に加わる。地区内には飲食店とゲームがあり、夜間ショーも開催される。公式発表は、年齢や好みが異なる家族が同じ地区で過ごせる構成として紹介した。BAKUNAWAに連動する新店舗や新演目は発表されていない。

今後は試運転と営業条件の公表へ

Six Flagsが公表したのは名称と2027年の導入予定、六つの記録目標だ。神話を基にした物語と車両の外観も公開された。詳しい建設日程と試運転の時期、営業開始日は未発表。身長制限などの利用条件も今後の案内を待つ必要がある。

車両は開業に先立って公開

公式写真では、紫と緑を基調にした車両を確認できる。海蛇を思わせる意匠が施され、建設中の現場でクレーンを使って公開された。完成後の走行写真ではなく、開業前に車両デザインを紹介した場面だ。コース全体の装飾や待機列、駅舎の完成形はまだ公表されていない。