The Henry Ford、LEGOブロックで月探査機を作る体験展を開催へ
米国のHenry Ford Museumが、月着陸船や探査車をLEGOブロックで設計・試験する参加型宇宙展示を10月18日に始める。
米ミシガン州ディアボーンのThe Henry Fordは2026年9月9日、参加型展示「Artemis Adventure with LEGO Bricks」をHenry Ford Museum of American Innovationで開催すると発表した。会期は10月18日から2027年1月3日まで。来場者はNASAの月探査計画「Artemis」を題材に、月着陸船や探査車、居住施設を設計し、LEGOブロックで組み立てて試す。
展示は宇宙開発の完成品を見るだけでなく、設計、製作、試験を来場者の行動に置き換える。家族や学校団体を主な対象とし、科学、技術、工学、芸術、数学を横断するSTEAM学習と遊びを同じ会場で扱う。
月着陸船と探査車を作って試す
体験台では、月着陸船の製作、起伏のあるコースでの探査車レース、月や火星で使う居住施設の設計に取り組める。正解を一つ示す方式ではなく、来場者が作った構造を試し、結果を見て改良する流れを取り入れる。
会場には、Orion宇宙船、国際宇宙ステーション、Space Launch System、Lunar Gateway、Apollo月着陸船などを表現した大型造形も並ぶ。実物大のAxiom宇宙服を使った撮影場所も設ける。
国際巡回できる体験型展示
本展はFlying FishがScience World British Columbiaの協力を得て制作し、国際巡回する。The Henry Fordでの開催前日となる10月17日には、会員向け内覧を予定している。
発表では、各体験台の収容人数、標準滞在時間、学校団体向けプログラムの運用方法は明らかにしていない。施設運営者にとっては、身近な組み立て遊びを使いながら、宇宙開発の工程を「作って試す」行動へ変換した点が参考になる。