薩摩酒造、樽熟成を五感でたどる「神の河MUSEUM」を原宿で開催
薩摩酒造が、樽修繕の工具や貯蔵庫の写真、香り、試飲を通じて麦焼酎の製法を伝える体験型イベントを開催する。
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薩摩酒造は2026年11月7日と8日、麦焼酎「神の河」の製法を五感で伝える体験型イベント「神の河MUSEUM」を東京・原宿で開催する。会場はGATE(旧UNKNOWN HARAJUKU)で、入場と試飲はいずれも無料。開催時間は両日とも午前11時から午後8時までとなる。
同社が10月20日に発表した。会場には、樽工房の作業風景を撮影した写真、実際に使う工具、修繕した樽、貯蔵庫の風景を展示する。来場者は樽を焼き直す「リチャー」の工程や熟成による色と香りの変化を学び、3種類の麦焼酎を試飲できる。
製造工程を写真、実物、香り、味へ分解
「神の河」は二条大麦を原料とし、単式蒸留した原酒をホワイトオーク樽で3年以上熟成させる。薩摩酒造は自社に樽工房と貯蔵庫を設け、樽職人が使用済みの樽を点検し、内側を焼き直して再利用している。
イベントでは、この製造工程を説明パネルだけで見せず、作業写真と道具、樽の実物、香り、色、試飲へ分けて提示する。来場者が工程を順にたどり、最後に味を確かめる構成で、工場外でも商品の背景を身体感覚と結び付けられる。
限定酒の試飲と物販を体験の終点に置く
無料試飲では、「神の河」「神の河Black」「イベント限定 神の河」の炭酸割りに加え、アレンジレシピを提供する。会場限定グッズも販売する。
ブランドの製造現場をそのまま再現するのではなく、2日間のポップアップ会場に工程の要点を移し、展示から試飲、物販までを一つの導線にまとめた。酒類ブランドが製造技術を体験型展示へ変換する事例として、空間演出と商品理解を直接つないでいる。