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テクノロジー公開:

PowersoftとHOLOPLOT、イマーシブ施設向け音響機器で約600万ユーロ契約

PowersoftとHOLOPLOTが、新設するイマーシブ施設の音響システム向けに約600万ユーロの増幅機器供給契約を結んだ。

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画像:LBE Magazine

イタリアの音響機器メーカーPowersoftは2026年9月30日、ドイツの音響技術企業HOLOPLOTと増幅モジュールの供給契約を結んだと発表した。契約額は約600万ユーロ。高度な映像・音響技術を導入する新設のイマーシブ施設に向け、機器を2027年中まで複数回に分けて納入する。

施設名と建設地は公表していない。Powersoftの公式IR資料は、HOLOPLOTがプロジェクトの工程と施設の開業計画に沿って供給を完了できるよう、2027年中に納入を終えるとしている。

HOLOPLOT X1に16チャンネルアンプと低音制御技術を組み込む

Powersoftは、HOLOPLOTの「X1 Matrix Array」に小型の16チャンネルアンプを組み込む。X1のサブウーファーには、Powersoftが特許を持つ「IPAL(Integrated Powered Adaptive Loudspeaker)」も供給する。

IPALは動作時の負荷や音響条件に応じ、低周波域の出力をリアルタイムで制御する技術だ。両社によると、16チャンネルアンプは設置面積を抑えながら高い電力効率を確保する。施設が使うアンプの台数や音響チャンネル数、客席数は今回の発表に含まれていない。

Sphereで採用した組み合わせを別の施設へ展開

PowersoftとHOLOPLOTの協業は2019年に始まった。両社の技術は、米ラスベガスのSphereでも使われている。SphereではPowersoftの16チャンネルアンプをHOLOPLOT X1へ統合し、施設のイマーシブ音響システムを構成した。

今回の契約も、アンプとX1、IPALを組み合わせる点は共通する。ただし、発表では新施設とSphereの規模や構造が同じとは説明していない。約600万ユーロという契約額から設備規模を推定せず、施設名、所在地、開業時期の追加発表を待つ必要がある。