Rockettes、全演目の多視点映像を舞台脇へリアルタイム表示
MSG EntertainmentがRockettesの2026年公演に複数カメラを導入。正面、側面、俯瞰の映像を舞台脇へリアルタイム表示する。
Madison Square Garden Entertainment(MSG Entertainment)は2026年9月23日、「Christmas Spectacular Starring the Radio City Rockettes」の2026年公演に、複数の舞台カメラを使ったリアルタイム映像を導入すると発表した。全演目を正面、側面、俯瞰から撮影し、舞台の両脇に設置する2面のスクリーンへ表示する。
公演はニューヨークのRadio City Music Hallで11月4日から2027年1月4日まで開催する。MSG Entertainmentによると、舞台上の演技をスクリーンへ映すのは同公演で初めてとなる。
隊列を俯瞰し、キックラインを横から見せる
カメラは舞台の周囲に目立たないよう配置する。プロセニアム・アーチ付近からRockettesの隊列を見下ろす映像や、舞台脇からキックラインを捉えた映像など、客席からは見えにくい角度を加える。
映像はその場で表示する。コンサート会場の大型スクリーンに近い構成で、座席位置による見え方の違いを補いながら、36人の動きとフォーメーションを見せる狙いだ。
投影、ホログラフィックアニメーション、立体音響と併用
同公演ではこれまで、大規模なデジタル投影、ホログラフィックアニメーション、ドローンを演出に取り入れてきた。2025年にはRadio City Music Hallへ「Sphere Immersive Sound」を導入している。2026年公演は、これらの演出にリアルタイム映像を重ねる。
新演目「Ring」では、クリスマス曲「Carol of the Bells」に合わせてコンテンポラリータップを披露する。楽曲はSphere Immersive Soundで会場を包み、靴に取り付けたワイヤレスマイクでタップの音を届ける構成だ。新演目を含め、Rockettesの出演演目は計10本となる。
2026年公演は計230公演を予定する。チケットはRadio City Music Hallの窓口で50ドルから、オンラインで55ドルから販売している。