新宿に攻略型施設「THE TOKYO MATRIX」、SAOのダンジョンへ
参加者の判断と身体動作で進行が変わる攻略型アトラクションが、東急歌舞伎町タワーに開業しました。
ソニー・ミュージックソリューションズとソニー・ミュージックエンタテインメントは2023年4月5日、体験施設「THE TOKYO MATRIX」の予約開始を発表した。予約は前日の4月4日に始まっていた。施設は4月14日、東急歌舞伎町タワー4階に開業。第1弾として『ソードアート・オンライン -アノマリー・クエスト-』を提供した。
東急歌舞伎町タワーは地上48階、地下5階、高さ約225メートル。ホテル、映画館、劇場、ライブホールなどが入る複合施設で、その低層階に少人数向けの攻略体験を加えた。
2人または3人でダンジョンへ
THE TOKYO MATRIXは、参加者が仲間と協力してミッションを進める攻略型アトラクションである。1組は2人または3人。モンスターを倒し、アイテムを探し、罠を避けながらダンジョンの奥を目指す。課題では、戦う、投げる、引く、探すといった異なる動作を求められた。
運営側は難度を「超・ハードモード」と説明している。初回で最後まで進めることを前提にせず、失敗した場所を振り返りながら再挑戦する攻略型のゲームだ。各課題の成否によって、パーティーが進める範囲も変わる。
キリトとアスナを討伐する異例の物語
物語の舞台は、『ソードアート・オンライン』に登場するVR MMORPG「アルヴヘイム・オンライン」。通常は主人公として描かれるキリトとアスナに高額の報奨金が懸けられ、参加者は2人を討伐するクエストへ挑む。ユイの案内を受け、ダンジョン最深部での対決を目指すという設定だ。
来場者は、作品の主人公である2人を追う側に回る。原作やアニメでキリトとアスナを知る参加者に、普段とは逆の立場を与える設定だ。施設内の課題をクリアし、2人が待つダンジョンの最深部を目指す。
攻略アイテムは使うと消費
挑戦前には「攻略アイテム」をパーティー編成画面で設定できた。アイテムには難度を下げたり、制限時間を延ばしたりする効果がある。クエスト中に入手できるほか、専用ポータルでも購入可能。効果が発動すると消費されるため、どの挑戦で使うかを決める必要があった。
予約と支払いには、専用サイト「アノマリー・クエスト ポータル」を使用した。会員登録後に日時を選び、施設内通貨「トポロ」で料金を支払う。トポロはクレジットカードまたはコンビニ決済でチャージでき、攻略アイテムの購入にも使われた。プレイ料金と追加アイテムを、同じアカウントと通貨で管理する仕組みである。
開業時は1人1500円から
通常料金は1人約2000〜2450円。開業日の4月14日から5月31日までは特別価格が設定され、約1500〜1750円でプレイできた。営業時間は午前10時から午後10時、最終入場は午後9時。開業日のみ午前11時に営業を始めた。
施設内のショップではオリジナルグッズも販売した。アトラクションを体験しない人も購入できるが、混雑時は入場を制限する場合があると案内された。
THE TOKYO MATRIXは、少人数の協力と課題の成否をゲームの軸に据えた。戦う、投げる、引く、探すという身体動作に、攻略アイテムと専用通貨を組み合わせている。予約からアイテム購入までを専用ポータルで扱う常設施設として開業した。