← INDEX

体験・イベント公開:

USJ、「SPY×FAMILY」初のVRコースターを核に3つの体験を展開

フォージャー家と極秘資料を守るXRライドを軸に、物語ライド、LINEラリー、記念撮影を期間限定で実施した施策です。

REVIEWED
黄色い「USJ号」を囲むロイド、ヨル、アーニャ、ボンドを描いた「SPY×FAMILY XRライド」公式キービジュアル
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン提供/公式発表より(報道引用)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は2025年5月12日、TVアニメ「SPY×FAMILY」との期間限定企画を発表した。実施期間は2025年7月1日から2026年1月4日まで。

中心となるのは、作品初のVRコースター「SPY×FAMILY XRライド ~オペレーション・ハイパードライブ~」である。このほか、既存コースターを使った物語形式のライドと、公式LINEを使うクイズラリーを用意した。乗車後に記念写真を撮影できる場所も設けている。

今回のコラボレーションは「ユニバーサル・クールジャパン 2025」の一部である。USJで「SPY×FAMILY」を扱うのは2023年以来、2年ぶり。5月の発表では各体験の物語、場所、参加方法を明らかにした。

WISEの新人として「USJ号」に乗る

メインのXRライドは「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」で実施された。ゲストはWISEの新人エージェントとなり、〈黄昏〉とイーデン校へ入り、保管された極秘資料の入手を目指す。敵組織の影が迫るなか、アーニャも加わり、フランキーが作った「USJ号」に乗ってフォージャー家と資料を守る、というオリジナルの任務である。

USJが「作品史上初」としたVRコースターは、360度に広がる映像とライド体験を組み合わせる形式だ。ロイドとヨルのアクション、アーニャとボンドの能力を物語に織り込み、観客ではなく任務の当事者としてIPの世界に入る役割をゲストへ与えた。会場となった既存アトラクションを活用しながら、作品固有のミッションとキービジュアルを重ねた点に特徴がある。

課外授業のコースターと、3エリアを巡るラリー

もう一つのライド「SPY×FAMILY ストーリー・ライド ~わくわく! 課外授業でトロッコ体験~」は、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」で実施された。ゲストはイーデン校の生徒として、アーニャ、ベッキー、ダミアンと課外授業のトロッコに乗る。アップダウンのあるコースを進んだ先で洞窟へ入る設定で、耳元では同乗者たちによるオリジナル・ストーリーが展開する。なお、後ろ向きに走行する「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド ~バックドロップ~」では体験できない。

園内回遊の入口は、パーク公式LINEだった。「\みんなも ちち・ははと挑戦だ!/ SPY×FAMILY わくわく! USJ パークラリー」は、ニューヨーク・エリア、アミティ・ビレッジ、ハリウッド・エリアに設けたクイズを巡る方式である。正解するごとに、遊園地で休日を過ごすフォージャー家のボイスを聞ける。全問成功者には「星(ステラ)」をデザインした限定ステッカーを配布した。入場後の移動そのものに物語と達成条件を組み込んだ設計だ。

体験の出口に写真とチケットを置く

XRライドに合わせて「SPY×FAMILY XRライド・フォト・オポチュニティ」を設けた。フォージャー家やイーデン校の仲間たちと記念写真を撮影でき、オリジナルのフレームが付く。

7月・8月来場分には「SPY×FAMILY すぺしゃる1デイ・パス」も販売した。待受け画像と、3種類からランダムで渡される缶バッジが特典である。パークサイド・グリルの優先案内を付ける場合は1,000円を追加した。

同時に販売したXRライド向けエクスプレス・パスは、ライド・フォト付きで3,900〜5,700円。1デイ・パスは8,600〜12,900円で、レストラン優先案内の有無によって内容が分かれた。料金は日別に変動し、いずれも数量限定とされた。USJは当時、オリジナルフードとグッズの情報も追って発表すると案内しており、アトラクション、飲食、物販を連動させる余地を残していた。

ライド、ラリー、記念撮影を同時展開

期間中は二つのライドに加え、ニューヨーク・エリア、アミティ・ビレッジ、ハリウッド・エリアを巡るクイズラリーを実施した。全問正解者には「星(ステラ)」をデザインしたステッカーを配布。XRライドの出口付近では記念撮影も提供した。

ラリーの参加者数や完走率、写真の販売数は公表されていない。2026年1月4日で企画は終了しており、本文中の料金や特典は開催当時の情報である。