旭川医科大学病院で常設型「ARどうぶつえん」が運用開始、院内3か所に実物大の動物を表示
SoVeCとSTARIUMが共同開発した「ARどうぶつえん」が旭川医科大学病院で運用を開始。院内3か所で、スマートフォンやタブレットを通じて実物大の動物を表示する。
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SoVeCは2026年11月2日、旭川医科大学病院で常設型XRコンテンツ「ARどうぶつえん」の運用を開始した。院内3か所でスマートフォンやタブレットをかざすと、実物大の動物が画面内に現れる。北海道では初、全国の医療機関では2施設目の常設導入となる。
「ARどうぶつえん」はSoVeCとSTARIUMが共同開発した。動物の生態や動作は、旭川市旭山動物園が監修している。対象は入院中または通院中の子ども。病院内で動物と出会う体験を提供する。
キリン、ホッキョクグマ、レッサーパンダを院内3か所に配置
2階の病院正面玄関ホールにはキリン、4階のエレベーターホール前にはホッキョクグマ、同階の病棟プレイルームにはレッサーパンダが登場する。運用時間は土日・祝日を含む毎日8時30分から17時まで。
ARの表示には、SoVeCのロケーションベースARアプリ「XR CHANNEL」を使う。現実空間の3Dマップと端末のカメラ画像を照合して位置や向きを特定するVPS(Visual Positioning System)により、病院内の場所に合わせて動物を表示する仕組みだ。
地域企業・団体の協賛で運営
運営には、地域企業や団体が導入・運用費を協賛する「ARどうぶつえん こどもサポート」の仕組みを採用した。旭川医科大学病院とSTARIUMが6月1日に発表した導入計画では、医療機関の費用負担はないとしている。
同病院への導入は、神奈川県の横須賀市立総合医療センターに続く事例となる。観光やエンターテインメントで使われてきたロケーションベースARを、医療施設内の常設体験へ展開した取り組みだ。