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ニュース公開:

SickKids、旧診療空間を巡るイマーシブシアター「I See You」を開催

SickKids Foundationが、病室や検査室、手術室を演劇空間に変え、患者の物語をたどる「I See You」をトロントで開催する。

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青い光に包まれた画面へ子どもが手を伸ばすI See Youの公式ビジュアル
画像:The Musical Stage Company公式ページより(報道引用)

SickKids Foundationは2026年10月20日、トロントのThe Hospital for Sick Children(SickKids)を会場に、イマーシブシアター「I See You」を開催すると発表した。旧診療区画の病室、検査室、手術室、廊下を演劇空間に変え、患者の物語をたどりながら個別化医療の考え方を伝える。

公演は11月の3週間に20回以上を予定する。主な対象は病院の臨床医、研究者、ボランティア、患者、家族、支援者で、一般向けの通常販売は行わない。オンタリオ州在住者は、11月20日の公演に参加できる抽選へ11月13日まで応募できる。

患者の物語を院内の導線に組み込む

来場者は、演劇用に再構成した院内の複数空間を移動する。患者の体験を基にした物語を通じて、診断までの時間短縮、副作用を抑えた治療、病状の予測というSickKidsの「Precision Child Health」の3本柱に触れる構成だ。

出演者にはカナダの俳優16人に加え、SickKidsの患者アンバサダー9人が参加する。医療の取り組みをパネルや映像だけで説明せず、実際の病院空間と当事者の物語を組み合わせている。

3つの劇団が病院内の体験を共同制作

制作には、場所に合わせた演劇を手がけるOutside the March、新作ミュージカルを開発するThe Musical Stage Company、現代演劇を制作するCrow's Theatreが参加した。企画・演出はMitchell Cushman、Tanja Jacobs、Kristen Thomsonが担い、Michael Rubinoffがプロデュースする。

I See Youは、SickKids Foundationが11月に始める資金調達キャンペーンとも連動する。劇場へ医療を持ち込むのではなく、通常は一般客が入らない院内区画を会場に選び、支援者が研究や診療の現場を移動しながら物語を受け取る設計となっている。