ARTE TOKYO、夜の浜離宮でチームラボ作品を展開 都内39館も夜間開館
東京都と東京国際文化芸術祭実行委員会が、浜離宮恩賜庭園の夜間アート企画と都内39館の一斉夜間開館を発表した。
東京都と東京国際文化芸術祭実行委員会は2026年10月23日、文化芸術祭「ARTE TOKYO」の特別企画3件を追加発表した。浜離宮恩賜庭園を夜間の作品空間に変える「チームラボ 浜離宮」、巨大な顔を空に浮かべる「まさゆめ」、都内39の美術館・博物館による一斉夜間開館を実施する。
ARTE TOKYOは10月10日から12月31日まで都内各地で開催中。今回の追加企画では、庭園、公園、既存の文化施設を夜間の体験会場として活用する。
浜離宮恩賜庭園を1カ月間の夜間作品空間に
「チームラボ 浜離宮」は11月25日から12月24日まで、東京・中央区の浜離宮恩賜庭園で開催される。開場時間は18時から21時15分で、最終入場は20時30分。事前日時指定制で、大人2,500円、中高生1,500円、小学生900円、未就学児は無料となる。
チームラボは、庭園そのものを作品空間として使い、自然、人、デジタルアートの関係によって表現が変化する体験を構成する。公式発表に掲載された《生生流転柱》の画像は合成による作品イメージで、実際の展示風景ではない。
39館の開館時間を延ばし、音楽企画も組み込む
「ARTE TOKYO × NIGHT MUSEUM」は11月6日と20日に開催される。国立西洋美術館、東京国立博物館、東京都現代美術館、森美術館など計39館が参加し、開館時間と料金は施設ごとに異なる。
一部の施設では「100万人のクラシックライブ」と連携したミニコンサートも行う。既存施設の開館時間をそろえて延長し、個々の展示に加えて都市内を回遊する理由をつくる試みとなる。
「まさゆめ」は奥多摩と代々木公園で実施
現代アートチームの目[mé]による「まさゆめ」は、実在する一人の顔を巨大な立体物として空に浮かべる作品だ。11月21日と22日に奥多摩総合運動公園、12月5日と6日に代々木公園で実施する。天候や風、安全上の理由で掲揚できない場合に備え、それぞれ予備日が設けられている。
今回の発表では、浜離宮の夜間体験、39館の一斉開館、屋外作品を別々の会場に配置した。新設の専用施設に集約せず、庭園や美術館、公園の時間帯と使い方を変えて、東京全体を開催地にする構成である。