Buffalo Zoo、数十人で鑑賞する「Expedition 360」VRドームを計画
Buffalo Zooが、数十人を収容し複数の映像プログラムを上映する歩行入場型VRドーム「Expedition 360」の導入を計画している。
ニューヨーク州下院議員Jon Riveraの事務所は2026年9月25日、Buffalo Zooが計画する歩行入場型のVRドームシアター「Expedition 360」に、22万5,000ドルの州資金を確保したと発表した。ドームは1階分の高さがあり、1回の上映で数十人を収容する計画だ。
発表では開業時期、総事業費、映像方式、制作・設備会社を明らかにしていない。「VRドーム」は発表で使われた名称で、来場者がヘッドセットを装着するかどうかも説明されていない。
サファリからプラネタリウムまで映像を入れ替え
Expedition 360では、アフリカのサファリ、ジャングル、北極、海中を題材にした体験のほか、プラネタリウム番組や家族向けアニメーションを上映する。複数のプログラムを入れ替えることで、動物や生態系、科学を扱う教育施設として運用する構想だ。
Buffalo Zooは2025年、VR映像とモーションシートを組み合わせた「Wild Explorer」を導入した。来場者はアフリカの動物の大移動、ジャングルのゴリラ、恐竜などを題材にした映像を体験できる。Expedition 360は、座席型の既存アトラクションに続くイマーシブ設備となる。
10年間の園内再開発に組み込む
Buffalo ZooはExpedition 360を、10年間の園内再開発計画の一部として進める。計画には動物の生息環境の拡張、来園者の利便性向上、アクセシビリティーの改善、空調を備えた屋内空間、通年型の教育機会が含まれる。
今回の州資金はドームの設置を支援する。Buffalo Zooにとっては、一つの空間で上映内容を切り替えながら、数十人を同時に受け入れる教育アトラクションへの投資となる。