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USJが「鬼滅の刃 XRライド」を発表、無限列車の戦いをコースターで体験

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、VR映像とコースターの動きを同期させた期間限定ライドを発表しました。

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鬼滅の刃 XRライドの告知ビジュアル
画像:合同会社ユー・エス・ジェイ提供(公式発表より)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は2021年7月12日、「鬼滅の刃 XRライド」を同年9月17日から2022年2月13日まで運行すると発表した。アニメ『鬼滅の刃』と同パークによる初の共同企画で、会場には「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」を使用。コースターの動きと360度のVR映像を同期させ、「無限列車」に乗り込む物語を体験できる期間限定アトラクションだった。

見える景色を物語に置き換える

乗客は専用ゴーグルを装着してコースターに乗る。視界には作品世界が360度に広がり、車両の加速や旋回で生じる重力と風が、映像内を走る無限列車の動きに重なる。USJが「XRライド」と呼ぶこの方式は、映像と音だけで作るVRに、テーマパークの乗り物が生む身体感覚を加えたものだ。

物語は大阪を思わせる「浪花駅」から始まる。竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助と同じ列車に乗った来場者は、乗客の失踪事件を追う一行の戦いに巻き込まれる。十二鬼月の魘夢に炭治郎が立ち向かい、煉獄杏寿郎は猗窩座と対峙する。映画の場面を再生するだけで終わらず、来場者を登場人物と同じ車両に置くオリジナルストーリーとして構成された。

園内の二つのコースターで異なる物語

同じ開催期間には「鬼滅の刃×ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」も運行した。こちらはVRゴーグルを使わず、座席のヘッド部にあるスピーカーから登場人物の会話と音楽を流す「ストーリー・コースター」だ。前向きの通常車両に加え、後ろ向きに走るバックドロップでも体験できた。

物語は会期中に二つ用意された。第1弾は9月17日から11月7日までで、炭治郎と煉獄がライドに驚きながらパーク上空を駆ける会話を収録。第2弾は11月8日から2022年2月13日までと発表されたが、7月12日の資料では詳しい内容はまだ公開されていなかった。

有料ラリーでパーク内にも体験を展開

乗り物の外では「鬼殺隊の特別訓練ラリー」を実施した。来場者は冊子を手に園内を巡り、鼻や耳で感じたものを答える訓練に挑戦する。すべての訓練を終えると、自分に合う「呼吸」の型を示す鬼殺隊士の証が得られる内容だった。

ラリーの料金は税込1,200円で、冊子と腕章が付属する。販売場所はスペース・ファンタジー・ステーション前のモバイルカートなど。XRライドと同じ9月17日から翌年2月13日まで開催する計画だった。

待ち時間を短縮するエクスプレス・パスには、鬼滅の刃のアトラクションを含む券種も加わった。販売開始日は8月18日。発表時の価格は、4アトラクション向けが税込7,800円から14,800円、7アトラクション向けが税込10,800円から19,800円だった。入場券とは別の商品で、日によって価格が変わる設定だ。

USJは、VR映像を使う無限列車、音声で物語を聞くハリウッド・ドリーム、歩いて課題を解く訓練ラリーという三つの参加方法を同じ期間にそろえた。

公式発表にはXRライドの乗車人数、所要時間、導入費用は記載されていない。それでも、コースターの身体感覚、登場人物の録り下ろし音声、園内の移動をそれぞれ別の企画に割り当てた全体像は確認できる。