← INDEX

テクノロジー公開:

KDDI、高輪ゲートウェイ駅前で生成AI映像を共有するAR体験を展示

KDDIが、来場者の言葉を生成AI映像へ反映し、スマートフォン越しに同時体験できる屋外AR展示をKDDI SUMMIT 2026で実施する。

REVIEWED
高輪ゲートウェイ駅前の建物に生成AI映像を重ねて見るAR体験の開発画面
画像:KDDI Tech note公式発表より(報道引用)

KDDIは2026年10月21日、屋外展示「5Gミリ波で実現するリアルタイム生成アート体験」の仕組みを公開した。10月27日と28日に高輪ゲートウェイ駅前で開く「KDDI SUMMIT 2026」で、来場者がスマートフォンから送った言葉を生成AI映像へ反映する。

体験者が端末を駅前の建物へかざすと、大屋根の縁から垂れ下がる3枚の仮想スクリーンがARで現れる。各スクリーンでは、クラウド上のGPUサーバーが別々の映像を生成し続ける。来場者の入力は大規模言語モデルが映像生成用の指示へ変換し、動画生成AIへ渡す。

3本の映像を5Gミリ波で同時配信

スマートフォンは3本のライブ映像を同時に受信する。KDDIによると、1人あたりの通信量は4K映像の視聴と同程度で、大勢が同じ広場で参加すると人数に応じて必要な容量が増える。展示では5Gミリ波の大容量通信を使い、複数の来場者へ高画質映像を届ける。

ARの位置合わせには、カメラが捉えた建物の形と、あらかじめ用意した街の3Dデータを利用する。GPSだけでは残る数メートル単位の誤差を補正し、3Dスキャナーで測った大屋根の縁に沿って仮想スクリーンを表示する構成だ。