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テクノロジー公開:

SEA LIFE Kelly Tarlton’sが水中VR体験を導入

SEA LIFE Kelly Tarlton’sが常設導入した水中VRポッドの内容、5作品と運営上の論点を公式情報で確認する。

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SEA LIFE Kelly Tarlton’s Aquarium内で、水中生物の映像を背にVRヘッドセットを着けてポッドに座る来場者
画像:Merlin Entertainments 公式発表より(報道引用)

ニュージーランド・オークランドのSEA LIFE Kelly Tarlton’s Aquariumは2024年6月26日、水中世界を題材にした常設VRを導入した。名称は「Ultimate Virtual Reality Experience」。Merlin Entertainmentsのニュースルームでは「Undersea Explorer」として紹介されている。来場者はVRポッドに座り、海洋生物を巡る作品を体験する。利用には水族館の入場券とは別に追加料金がかかる。

Turtle Bayに置かれた常設VRポッド

発表時の案内によると、ポッドは水族館内のTurtle Bayゾーンに設置された。来場者は実際に水へ入らず、座席型の機器で海中へ潜る演出を体験する。Merlinの公式記事は、ウミガメやエイ、サメ、クジラと出会う内容を紹介している。期間限定イベントではなく、常設の有料体験として案内されている。

公式発表で選べるとされたコンテンツは5作品である。『Swimming with Humpbacks』は、南極からトンガ周辺へ移動するザトウクジラの母子を追う。『Shark Dive』はタイガーシャークが生息するTiger Beachを舞台とし、『Legend of Lusca』はバハマの沈没船を巡る冒険として構成された。『Mermaid’s Quest』は海中で失くした品を探す物語、『Flight of the Mantas』はモザンビークでマンタの保護に取り組む保全活動家を扱う。生物観察、物語、保全という異なる切り口を一本の設備で選択できる設計である。

入場券に重ねる追加課金の運用

同館の現在の公式案内では、VRは一般入場券に追加する商品であり、VRだけでは入場できない。オンライン販売価格は大人NZ$13.50から、年間パス利用者向けはNZ$12、通常価格は大人NZ$15と案内されている(2026年8月29日確認)。運営時間は毎日10時から16時まで、ピーク時には最大30分の待ち時間があり得るとされる。身長1m未満は利用不可、1席の上限は136kgで、妊娠中や心臓・首・背中・骨に関する症状など、利用を避けるべき健康条件も明示された。

年間パス利用者にもVRの追加料金が設定されており、水族館の通常入場とVRを別の商品として販売する運用である。

5作品はいずれも海中を題材にした座席型VRで、来場者が内容を選んで利用する。

利用前には身長と健康状態についての注意事項を確認する。公式案内は、妊娠中の人や、心臓・首・背中・骨に関する症状がある人などへ利用を控えるよう求めている。ピーク時には最大30分待つ場合がある。作品は5本から選べるが、各作品の上映時間と、作品によって所要時間が変わるかどうかは記載されていない。

公式記事と案内ページには、ポッドの台数、1回の体験時間、1日の処理人数が記載されていない。稼働率も未公表だ。価格と営業時間の変更は、公式予約ページで案内される。