Disney初のミッキー乗車型ライド、Hollywood Studiosで開業
Disney's Hollywood Studiosに、短編アニメの画面を通り抜けてミッキーたちの世界へ入る家族向けライドが開業しました。
Walt Disney World Resortは2020年3月3日、「Mickey & Minnie's Runaway Railway」の開業式を行った。会場はDisney's Hollywood Studiosで、一般公開は翌4日。Disneyのテーマパークで初めて、ミッキーマウスとミニーマウスを主役に据えた乗車型アトラクションとなった。
来場者は映画館で短編アニメを鑑賞するところから始まり、スクリーンを通り抜けてアニメの世界へ入る。Walt Disney Imagineeringが新しく物語を制作し、オリジナル曲「Nothing Can Stop Us Now」を採用した。
短編アニメの世界へ入る
題材となったのは、Disney Television Animationが制作した短編シリーズ『Mickey Mouse』。エミー賞を受賞した同シリーズの絵柄と、予測できない出来事が続く作風をライドへ移した。
公式発表は「mouse rules apply」と表現し、通常の物理法則に縛られないアニメの世界を特徴に挙げた。ミッキーとミニーだけでなく、グーフィーらも物語に登場する。来場者は列車の客車に乗り込み、一連の騒動へ巻き込まれる。
既存本文には、遊園地や海中を巡る場面、上映中の事故が発端になる展開が書かれていた。しかし、2020年3月の公式発表には個々の場面や導入映像の筋書きがない。今回の記事では、公開資料から確認できる「スクリーンを通り抜ける」という設定までに範囲を絞った。
床のマーカーで車両を案内
車両は固定された軌道を走る方式ではない。Disney Parks Blogが2026年に公開したImagineeringの解説によると、床に埋め込まれた小さなマーカーを使い、各車両の位置と動きを案内する。GPSのような役割を持つ仕組みとして説明された。
この方式により、客車は一本のレールに沿って同じ間隔で進む必要がない。公式の技術解説は、マーカーが車両へ進路と動作を伝えることを明らかにしている。一方、センサーの種類、通信方法、車両数、運行能力は公表していない。
既存タイトルと本文には「4K投影」という記述があったが、参照していた開業発表にも、Disneyの技術解説にも解像度の記載はない。投影機の仕様を裏付けられないため、タイトルを変更して4Kという表現を削除した。
Hollywood Studios刷新の一部
Walt Disney World Resort社長だったJosh D'Amaroは、このアトラクションを同パークの複数年にわたる刷新の集大成と説明した。Disney's Hollywood Studiosは映画制作の舞台裏を見せる場所から、来場者が作品世界の中心へ入る場所へ変化していた。
開業時点までに、パークにはStar Warsの惑星を歩くエリアや、『トイ・ストーリー』の玩具と同じ大きさになった設定のエリアが加わっていた。『カーズ』のライトニング・マックィーンを扱うショーも展開していた。Runaway Railwayは、その流れの中でミッキーとミニーの短編アニメを体験へ変えた。
開業前夜に式典を開催
3月3日の式典にはミッキー、ミニー、DisneyのキャラクターとJosh D'Amaroが出席した。花火とダンスを含む音楽イベントとして行われ、翌日の一般公開を祝った。
公式発表は家族向けアトラクションとして紹介しているが、所要時間と身長制限は記載していない。車両定員や1時間当たりの処理人数も不明だ。開業後の利用者数や待ち時間への影響も公表されていない。
Disney初のミッキーとミニー専用ライドであることは、開業発表で確認できる。短編アニメの画面を通り抜ける設定と独自の物語・楽曲も公式情報だ。車両は床のマーカーで案内する。一方、映像の解像度や各場面の技術構成は公式資料で確認できないため、数値を記載していない。