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馬れるMUSEUM 2023、VR馬術と350度視野ゲームで身体を知る

馬の視野や競技の動きを、VRと身体ゲームで体験する学習イベントが東京で開催されました。

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馬れるMUSEUMのVR馬術体験
画像:日本中央競馬会提供(公式発表より)

日本中央競馬会(JRA)は2023年9月7日、参加型イベント「馬れるMUSEUM -TOGETHER! 2023-」の開催概要を発表した。馬の身体能力や表情、馬術競技を、五つのアトラクションで紹介する。前年に続く開催で、2023年は新しいゲームを二つ加えた。

会場は東京ミッドタウン日比谷のステップ広場と、二子玉川ライズの中央広場。日比谷では9月21日から27日まで、二子玉川では11月11日と12日に実施した。開催時間は日比谷が11時から18時、二子玉川が10時から17時。日比谷初日のみ13時開始だった。

五つのうち、「350°馬の目GAME」と「ギリギリにんじんチャレンジ」が2023年の新作。「馬になれるMIRROR」「VR馬術」「ポニーTOUCH」は前年から継続した。画面を見る体験、手を動かすゲーム、VR、実際の馬との触れ合いを一つの会場へ集めた。

350度の視野を反射神経ゲームにする

新作「350°馬の目GAME」は、馬の目が顔のほぼ真横にあり、真後ろを除く広い範囲を見られることを遊びにした。参加者は人間とは異なる視野を前提に、周囲へ現れる対象へ反応する。JRAは、天敵を早く見つけるために発達した馬の特徴として紹介している。

もう一つの新作は「ギリギリにんじんチャレンジ」。にんじんを模した金属棒を、コースの内側へ触れないように動かし、馬の口まで運ぶ。視覚を扱うゲームと、手元を慎重に動かすゲームを並べ、異なる方法で馬の特徴に触れる構成だった。

顔を馬へ変える鏡とVR馬術を継続

前年から続投した「馬になれるMIRROR」は、鏡のような大型デジタルサイネージへ参加者の顔を映し、馬の顔に変換する。馬は口、鼻、耳の動きに気分が表れるとして、表情の違いも紹介した。口を強く閉じる、鼻を伸ばす、耳を後ろへ倒すといった変化を、参加者の顔を使って見せる。

「VR馬術」では、馬術競技で馬と騎手が一体となって進む感覚を疑似体験する。JRAは馬の走り方を「歩法」と呼び、速さによって4種類に分かれ、足を動かす順序も変わると説明した。公式発表にはヘッドセットの機種、体験時間、同時参加人数、年齢条件は記載されていない。

実際のポニーに触れる体験も用意

五つ目の「ポニーTOUCH」では、会場に来たポニーへ実際に触れられた。ポニーは特定の品種名を指さず、体高147センチ以下の馬の総称だと説明している。デジタルゲームとVRに加え、実際の馬の大きさや動きを近くで確かめる場を設けた。

同時期には、家庭でVR馬術動画を見られる簡易ゴーグルのプレゼント企画も実施した。JRAのLINEアカウントを登録して応募した人から、抽選で500人へ配布する内容だった。応募期間は9月7日から10月1日まで。会場で一度体験して終わるのではなく、自宅でも馬術映像を見られる接点を用意していた。

馬の特徴を、見るだけでなく体で確かめる

五つのアトラクションは、馬について同じ方法で説明するものではない。広い視野は反射神経ゲームに、繊細な口元は金属棒を動かす遊びに置き換えた。表情はデジタルサイネージが見せる。歩法はVR、体格や温かさは本物のポニーが伝える。知識をパネルで順に読む展示とは異なり、参加者が目や手、体を使い分けながら馬の特徴へ近づく構成だった。

一方、公式発表にはVRヘッドセットの機種、体験時間、同時参加人数、年齢条件が記されていない。各アトラクションの利用者数や待ち時間も不明だ。発表資料から確認できるのは体験内容と開催条件までで、来場者の反応や学習効果を評価できるデータは示されていなかった。