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Disney100: The Exhibition世界初公開、100年の資料を10章で巡る

衣装や小道具、アートワークと参加型演出を通じて、Disneyの100年をたどる巡回展が始まりました。

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Disney100 The Exhibitionの展示空間
画像:The Walt Disney Company、Franklin Institute提供(公式発表より)

「Disney100: The Exhibition」は2023年2月18日、フィラデルフィアのFranklin Instituteで世界初公開された。主催はWalt Disney ArchivesとSemmel Exhibitions。

The Walt Disney Company創立100周年の巡回展で、企画・制作には4年をかけた。1万5000平方フィートの会場を10のテーマ別ギャラリーに分けている。

250点を超える資料を公開

展示には、原画、文書、衣装、小道具、模型など250点を超える資料が集められた。初期のミッキーマウスのスケッチと、1928年の『蒸気船ウィリー』で使われたアニメーション画を公開。『ホーカス ポーカス』の魔法書、『アラジン』のジーニーの模型、『ブラックパンサー』の衣装も並んだ。

テーマパークからは、Magic Kingdomのシンデレラ城模型や「ピーターパン空の旅」の乗り物を展示した。最も重い資料は1500ポンドを超えるMatterhorn Bobsledsの車両。最も古い資料は1860年ごろのゾートロープで、最新の資料には2023年版『ピーター・パン&ウェンディ』の装身具とフック船長の鉤が含まれた。

10の主題で100年をたどる

ギャラリーは「Where It All Began」から始まる。その後は、物語の着想やアニメーション、冒険、音楽へと話題を広げていく。テーマパークと技術革新、来場者自身のDisney体験も別の章になり、最後は「We Are Just Getting Started」で締めくくられた。

年代順の年表だけで構成せず、同じ主題に属する映画、テーマパーク、音楽、技術を横断して見せた。来場者は冒険映画に隠された資料を探し、潜水艦ノーチラス号のインタラクティブな窓をのぞく。さらに、Main Street, U.S.A.を再現した空間へ入った。

デジタルのWalt Disneyが来場者を迎える

入口の「Disney MagicStage」には、等身大のWalt Disneyが現れ、革新について語る演出を用意した。Disney StudioLAB、DisneyResearch|Studios、Industrial Light & Magicが制作に参加。1960年代の映像をAIで高解像度に補正し、別々に残っていた2本の音声記録から台詞を構成した。

これは本人の新しい発言ではなく、アーカイブ映像と録音を組み合わせたデジタル再現である。入口で使用技術と資料の由来を説明し、実在人物の映像をどのように作ったかを明らかにしている。

318作品を約48台の画面で上映

会場では、DisneyをはじめPixar、Marvel、Lucasfilmの318作品から映像を選んだ。上映にはおよそ48台のモニターやプロジェクターなどを使用。冒頭映像「Into the Wonder」には93の場面が登場した。さらに、25点のキャラクター模型、11点の衣装、14種類の参加型展示が置かれた。

音楽家Steve Mazzaroは展覧会用のオリジナル曲を制作した。「星に願いを」と「レット・イット・ゴー」など既存曲の主題に、展示専用の新しいテーマを組み合わせた。世界各地の音楽を扱う映像では31言語が使われ、12か所すべてのDisney Parksから映像と写真を集めた。

8月27日まで日時指定で開催

フィラデルフィア展はFranklin Institute内の2会場を使い、2023年8月27日まで開催された。会場名はNicholas and Athena Karabots PavilionとMandell Center。チケットは日時指定制で、事前購入が推奨された。

展覧会はWalt Disney Archivesが所蔵資料を選び、世界巡回展を手がけるSemmel Exhibitionsと共同制作した。アニメーションや実写映画に加え、テーマパーク、音楽、技術開発も10章の中で扱った。100年分の企業史を、原資料と映像、参加型展示からたどる巡回展の出発点となった。