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Jurassic World: The Exhibitionがサンディエゴへ、2万平方フィートの巡回体験

恐竜の実物大演出と研究施設の再現空間を歩く巡回展が、北米ツアー3都市目を発表した。

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Jurassic World The Exhibitionの公式ロゴ
画像:Round Room Live公式発表より(報道引用)

Round Room LiveとCityneonは2022年8月9日、「Jurassic World: The Exhibition」をサンディエゴで開催すると発表した。開幕日は10月21日。会場はWestfield Mission Valley Mallで、ダラス、デンバーに続く北米ツアー3都市目となった。

映画の島へ入る順路を再現

会場面積は2万平方フィート。来場者は映画に登場するゲートを通り、恐竜の研究施設や飼育区画を模した空間を歩く。ブラキオサウルス、ヴェロキラプトル、ティラノサウルスなどを実物大の動く造形で見せた。

発表では、アニメシリーズ『ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ』に登場する子どものアンキロサウルス「バンピー」と触れ合う場面も案内された。大型恐竜に加えて来場者との距離が近い小型のキャラクターを置き、子どもを含む家族が参加しやすい構成にしている。

展示物をケース越しに眺める形式ではなく、スタッフの演技や恐竜の動きに合わせて場面を進める。映画の物語をそのまま上映せず、「パークを訪れた客」という来場者の立場を順路に与えている。

映画シリーズとの接続は、恐竜の種類や造形だけに限らない。ゲートをくぐり、テーマの異なる環境を順番に歩くことで、架空のテーマパークを訪れたという状況を組み立てる。スクリーンを見る観客から、同じ空間にいる参加者へ立場を変えることが、この巡回展の中心にある。

制作会社が担う役割

本展はRound Room LiveとCityneonが手がけ、Universal Parks & Resortsの一部門であるUniversal Live Entertainmentと共同制作した。Round Room Liveは、映画や子ども向け作品などのIPを舞台公演や展示へ展開する会社で、当時は「Mandela: The Official Exhibition」やTupac Shakurを題材にした巡回展も扱っていた。

Cityneon傘下のVictory Hill Exhibitionsは、Marvel Avengers S.T.A.T.I.O.N.や『ハンガー・ゲーム』の展示など、ハリウッドIPを使った体験施設を各地で展開していた。権利元、巡回展の制作会社、興行会社が役割を分けることで、映画スタジオが常設施設を直接運営しなくても、同じ体験を複数都市へ運べる。

商業施設を巡回展の会場に使用

開催地にはショッピングモール内の区画を選んだ。大規模な常設テーマパークを建てず、造形物と舞台装置を都市間で移動させる方式である。

2万平方フィートは約1,858平方メートルに相当する。恐竜の大型造形と観客の順路を収めるには相応の広さが必要だが、既存商業施設の空き区画を使えば、テーマパーク用地の取得や屋外設備の建設を伴わずに開設できる。商業施設側にとっても、買い物だけを目的としない来館理由を加えられる。

サンディエゴは、ダラスとデンバーに続く北米ツアーの3都市目として選ばれた。発表文は先行2会場を「record-breaking」と表現したものの、人数や売上は明記していない。このため、実績を評価する際は宣伝上の表現と公表された数値を分けて読む必要がある。

2022年8月の発表では会期終了日と料金を未公表とし、8月26日にチケットを発売すると案内した。ダラスとデンバーの来場記録を「record-breaking」と説明しているが、具体的な人数は示していない。