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Star Wars: Galactic Starcruiserが開業、2泊を通して物語へ参加

宿泊、俳優との会話、食事、訓練、テーマパーク訪問を一つの物語として進める滞在型体験が始まった。

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Star Wars Galactic Starcruiserを含むDisneyの施設運営イメージ
画像:Disney Parks Blog公式記事より(報道引用)

Walt Disney World Resortは2022年3月1日、「Star Wars: Galactic Starcruiser」の一般営業を始めた。参加者が宇宙船Halcyonの乗客となり、2泊3日の滞在全体を通して『スター・ウォーズ』の物語へ参加する施設だった。

客室外の行動で物語が分かれる

滞在中は、登場人物を演じるスタッフとの会話、ライトセーバーの訓練、ブリッジでの共同操作、食事、ショーが決められた時間に進む。誰に協力するかによって案内される出来事が変わり、参加者のスマートフォンにも任務が届く。

参加者は到着後、地上の建物からLaunch Podへ乗り込み、窓の映像を通して宇宙へ移動したという演出を体験する。Halcyonへ着くとAtrium、客室、食堂、ブリッジなどを行き来し、船内で進む出来事へ加わる。外の景色を見せない建築も、宇宙船内に滞在している設定を保つために使われた。

登場人物との会話は、全員へ同じ場面を見せるだけではない。協力した相手や完了した任務に応じて、その後の呼びかけや集合場所が変わる。スマートフォンのPlay Disney Parksアプリは、予定表、メッセージ、データ端末として、俳優とのやり取りと参加者の行動をつないだ。

2日目には専用の移動手段でDisney's Hollywood Studiosへ向かい、Star Wars: Galaxy's Edgeを訪れる。ホテルとテーマパークを別々の商品にせず、地上へ降りる寄港地として物語の中へ組み込んだ。

Galaxy's Edgeへ向かう移動車両にも窓の代わりとなる映像を設け、船内から惑星Batuuへ降りる流れを保った。現地では既存のライドや店舗を利用するが、Galactic Starcruiserで受け取った任務が加わる。同じテーマランドでも、通常来場者とは異なる目的を持って歩く仕掛けだった。

全員参加の物語を2泊で運営

夕食、訓練、ブリッジ操作、登場人物の対立、終盤のショーを2泊3日の時間割に収めていた。参加者が客室で休んでいる間も物語上の時間は進むため、ホテル業務とライブ公演の進行を切り離せない。俳優、案内スタッフ、飲食、清掃、アプリ運用が同じ予定を共有する必要がある。

ライトセーバー訓練では、壁から伸びる光の筋へ装置を向け、複数人で反応する。ブリッジでは、参加者が別々の操作盤を担当し、航行や防御に協力する。個人用VRヘッドセットを使わず、同じ部屋にいる人の動きと役割分担で参加感を作った。

宿泊施設とライブ公演を一体化

俳優、飲食、客室、アプリ、パーク内のライドが同じ進行表に関わる。通常のホテルより長い接客時間と、多数の参加者へ異なる会話を返す運営が必要だった。

Disneyは株主総会で、参加者が2日間Star Warsの物語の中で生活する体験だと説明した。開業時の料金は日程と人数で異なり、一般的な宿泊より高額に設定された。なお、施設はその後2023年9月に営業を終了している。

営業終了は開業から約1年半後だった。本記事の主題は2022年3月の開業だが、常設建築と長時間の出演者運営を組み合わせた商品が継続しなかった事実も欠かせない。体験の新規性と、反復運営に必要なコストや価格の成立は別の論点として見る必要がある。