Zero Latencyが世界100拠点到達を発表
Zero Latencyが26カ国・100会場、累計400万回超のプレイ到達を発表。拡張するフリー ロームVR網の運営モデルを追う。
フリーロームVR事業者Zero Latencyは2024年9月17日、世界100会場への到達を発表した。展開地域は26カ国、累計プレイ数は400万回を超えたという。オーストラリア・メルボルンで創業した同社は、各地のライセンシーを通じて、単独のVR会場や複合エンターテインメント施設へシステムを導入してきた。
100会場を支えるライセンシー網
Zero Latencyは2015年にメルボルンで創業した。参加者がヘッドセットと装備を身に着け、会場内を実際に歩き回る「free-roam VR」を核にする。同社の説明では、ゾンビとの戦闘、未来的なロボットを相手にしたゲーム、パズルなどを提供してきた。発表時点のラインアップには、Ubisoftとの『Far Cry VR』や『Outbreak』も挙げられている。
同社は100会場への成長について、ライセンシー・パートナーの寄与を明記する。パートナーの形態は、Zero Latencyを主力に据える単独会場だけでなく、複数のアトラクションを扱うエンターテインメントセンター内の導入も含む。後者では、VR単体の集客力に加え、ほかの遊戯・飲食・滞在目的と組み合わせられるかが施設全体の来場導線に関わる。一方で、発表は国別の会場数、各会場の売上、契約条件までは公開していない。
CEOのTim Ruse氏は、創業から約10年で世界的なネットワークへ成長したことに言及し、今後も各地へ体験を届ける方針を示した。ただし、このコメントは将来の拡大意欲を表すもので、具体的な開業地や確定会場の一覧を意味するものではない。発表では、今後12〜24カ月に新会場の開設を予定するとしているが、開設数や時期の内訳は示されていない。
新作と6人用アリーナで導入の裾野を広げる
同社はGames Workshopの世界観を使う新作も予告した。作品名は『Warhammer 40,000: Space Marine VR - Defenders of Avarax』。広いVR空間と精細な映像を特徴として挙げている。この時点では提供前であり、稼働実績はまだ公表されていなかった。
設備面では、新しい6人用アリーナを発表した。Zero Latencyは、従来より多くの会場が導入を検討できる仕様だと説明している。ただし、必要面積や料金、1時間あたりの処理人数は公表していない。
発表時点で確認できる内容は次の通りだ。
- 26カ国、100会場で展開
- 累計プレイ数は400万回超
- ライセンシーを通じて各地へ導入
- 今後12〜24カ月に新会場を開設する計画
- 新作と6人用アリーナを投入予定
新会場の地域と開業時期、6人用アリーナの導入先は発表されていない。
100会場の内訳は未公表
Zero Latencyは100会場の一覧や国別の内訳を今回の発表に掲載していない。会場ごとの売上、来場者数、契約形態も非公表だ。発表で示されたのは、ライセンシー網を通じた展開規模と累計プレイ数、新たな会場仕様までとなる。