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テクノロジー公開:

UNTOLD、VIP入場で顔認証チケットを実証 端末内で照合

RhunaとAlcatraz AIが、ルーマニアの音楽フェスティバルUNTOLD 2026で、顔を入場資格として使う任意参加の実証を行った。

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UNTOLDの屋外スタジアム会場を埋める観客と大型ステージ
画像:Alcatraz AI公式発表より(報道引用)

イベント運営基盤を提供するRhunaと顔認証技術のAlcatraz AIは2026年10月20日、ルーマニア・クルジュ=ナポカで開かれた音楽フェスティバル「UNTOLD 2026」で、顔を入場資格として使う実証を行ったと発表した。CNKT Labsが両社の連携を支援した。

Alcatraz AIの公式説明では、実証場所はVIP入口だった。参加者は事前登録後、スマートフォンや紙のチケットを提示せずに入退場した。発表主体は数千人が任意で参加したとしているが、認証時間、エラー率、通常レーンとの処理人数の比較は公表していない。

顔の情報を端末内でチケットと照合

実証では、Rhunaのチケット・決済・アクセス管理基盤と、Alcatraz AIの認証端末「Rock」を接続した。登録した顔の情報は暗号化されたテンプレートへ変換し、入場口の端末内でチケット保有者と照合する仕組みだ。

両社によると、端末は氏名や顔写真を保持せず、照合処理をクラウドへ送らない。参加は任意で、登録者の後ろから別人が続けて入る行為を検知する機能も使った。これらは発表主体による説明であり、第三者による性能評価は示されていない。

大規模フェスティバルで運用条件を検証

UNTOLDは天候や照明が変化する屋外会場で、多くの来場者が特定の時間帯に集中する。今回の実証は、その環境でVIP客の再入場を簡略化できるかを確かめるものだった。

RhunaはUNTOLDの運営経験を基に、決済、チケット、入場管理、データを一つの基盤で扱う。Alcatraz AIは、企業や空港、スタジアム向けに使ってきた認証端末をフェスティバルへ広げる方針だ。両社はシステムを研究開発段階としており、試験の拡大後に詳しい性能データを公表するとしている。